2018年11月27日(火)に、「睡眠」に焦点を当てた社内健康セミナーを開催しました。
当日は、健康運動指導士 山田夕美(やまだ・ゆみ)様をお迎えし、心身ともに健やかに元気で毎日イキイキと過ごすために大切な習慣や元気な今から始めておきたい「将来の健康」の備え方として、「睡眠」をテーマに「自分に合った睡眠リズムで元気に過ごすコツ」 について約90分のセミナーを開催しました。
睡眠には「レム睡眠」と呼ばれる身体の休息を取る睡眠と、「ノンレム睡眠」と呼ばれる脳を休める眠りの2種類があり、交互に90分~120分の周期で繰り返され、眠りはじめの3時間は成長ホルモンが最も分泌されます。特に最初の90分は眠りが深く、「黄金の90分」と言われ、とても重要!
良い睡眠がなぜ必要か?睡眠不足は記憶力の低下や肥満を招き、生活習慣病としてさまざまな疾患を発症させる原因にもなります。自分の平均睡眠時間はどのくらいの時間か、セミナーでは「身体活動」「睡眠」「食事のとり方」「嗜好・趣味」の4カテゴリからなる項目をもとに生活習慣をチェックしました。
睡眠の「質」の向上について、椅子に座りながらできる簡単なストレッチと仮眠活用法を参加者全員で実践!
無理は禁物!
緩やかに、「背伸び」⇒「首筋を伸ばす」⇒「肩を伸ばす」⇒「背筋伸ばし」⇒「肩甲骨を寄せる」⇒「腕を交互に斜め上に向けて伸ばす」⇒「腰ねじり」の順にストレッチを行いました。
「眠気が強くなるのは夜だけではなく、午後2時から4時頃にも「眠気の山」があります。
これは身体のリズムによる自然なことなので、昼休みに15分から20分程度の仮眠や難しければ、ストレッチをしたり目を閉じたりするだけでも休息効果があります。」
参加者の声
- 「講師の方と一緒にストレッチをするなど参加型のセミナーでとても楽しく学ぶことができました。普段動かさない部位を伸ばし、すっきりしました。座ったまま実践できるので、職場に持ち帰ってみんなでやりたと思います。」
- 「普段から運動をしていないため、ストレッチを実践しながら目を閉じる。眠くなったらそのまま10~20分程度寝ると良いことなど、これを機に、食事や睡眠を意識的に改善していきたいと思います。家族にも話してみんなで取り組みたいです。」
- 「睡眠が時間だけではなく質を高めることが大切なことは以前から知っていましたが、質を高めるための具体的な方法を聞くことができたので今夜から早速生活に取入れてみたいと思います。ありがとうございました。」
睡眠は生活習慣病をはじめとする、さまざまな身体疾患と深い関係があり、健やかな毎日のための睡眠習慣とセルフケアのポイントを、生活に取り入れる方法を学びました。
講師プロフィール
健康運動指導士 山田夕美(やまだ・ゆみ)様
エアロビクスインストラクターを経て現在はヨガの指導を中心に公共スポーツ施設・カルチャーセンター講師の他、地域ケアプラザ、マンション居住者対象の出張ヨガ教室・訪問トレーニングなどで指導を行う。また企業・団体を対象とした「健康セミナー」「運動プログラム」の提供など運動を通して健康作り健康管理のヘルスケアサポートを行う。
≪主なセミナーテーマ≫
- メタボ予防セミナー:
「日常生活でできる運動方法」「効果的なウォーキング」など - セルフケア系セミナー:
「疲労回復ストレッチ」「腰痛・肩こり予防」「ヨガでリラックス」「アロマリラクゼーション」など
≪メッセージ≫
20代~80代の方々にヨガやエクササイズを通してココロとカラダの健康づくりのサポートをしております。皆さんは健康のためにしている習慣はありますか?働き盛り世代の方々は、多忙な日常生活の中、ついついご自身の健康管理が後まわしになってはいませんか?心身ともに健やかに元気で毎日イキイキと過ごすために大切な習慣とは?「元気な今」から始めておきたい「将来の健康」の備え方についてお伝えして参ります。