2019年5月24日(金)、全国のBPO・コンタクトセンター、デスク、営業、auの携帯電話・回線を販売するセールスサポートで働く全社員を対象に、高い業務功績をあげた取組み、改善活動を表彰する式典「Evolva Award」を開催しました。
2018年度は、当社の企業成長とお客様企業事業に貢献したハイパフォーマー、チームが多く、激戦となりました。アワードを受賞した個人57名、13チームの中より、特に優秀な功績をあげた「最優秀賞」「優秀賞」「特別賞」受賞者(チーム)をご紹介します。
最優秀賞
「All A社」チーム A社業務・超収支改善
大手通販事業会社 A社様の日本語カスタマーサポート業務を受託するデスクを中心に、松山センター、九州・四国支社(現在:西日本支社)、営業が一体となり、当社の活動模範ともなる人財充足・サポート品質の大幅改善を実現。A社の顧客満足度向上とともに同社からの信頼を獲得し、当社全体の収益向上に大きく貢献した功績が評価されました。
本活動は、最繁忙期(12~1月)を中心に年間を通じて、フォーキャスト達成率、応対品質などの貢献度がもっとも高いサポートサービスとして、A社様より表彰いただいております。
<受賞チームの声>
「最優秀賞をいただき、大変嬉しく思います。これは、デスクだけではなく、当社のみんなで取組んだ成果だと思っています。A社様のニーズ・業務量を先読みした早期の人財採用(確保)・育成、A社様との接点を増やし、潜在的な課題を含む真のニーズを理解したことにより、品質強化の地盤固めと信頼関係構築につなげることができました。そして、その集大成として、デスクのメンバーが運用をやり遂げたことが、成果につながったと思っています。今後も、A社様に喜んでいただけるサービスを提供し、企業成長に貢献していきたいと思います。」
優秀賞
Evolva Award2019の優秀賞は、2チームが受賞しました。
「年末調整ペーパーレス推進」チーム 全社WEB化ペーパーレス推進
「年末調整ペーパーレス推進」チームは、既存システムの機能を用いて、社員に配布している業務用のスマートフォンを活用した「年末調整の全社員WEB化」を実現。これまで、社内ネットワークにアクセスできない社員による紙の年末調整書類は6万枚を超え、不備確認からデータ入力など、12,000時間以上の業務量が発生していました。既存システムのオプション機能の有効活用による最少コストで実現した本活動は、運用刷新に伴う全国の拠点・デスク調整もある中、計画的な運用移行を実施し、5,000時間以上の業務削減を達成しました。働き方改革に寄与するとともに、申請書等の回収に伴う個人情報漏えいリスクを大幅に削減した功績が評価されました。
<受賞チームの声>
「優秀賞、ありがとうございます。今回の成果は、業務量大幅削減・個人情報漏えいリスク回避だけではなく、年末調整品質も向上しました。また、全社員のスマートフォン申請の“入口”を作れたことも大きいと考えています。今後、開いた“入口”をさらに広げ、各種申請のペーパーレス化に展開していきたいと思います。」
「鉄道業界新規大型案件」チーム 鉄道会社X社/交通系IC大型案件受注
当社の強みであるカスタマーサポートのノウハウ、AIチャットボット「AIChat」、有人によるチャット応対「HumanChat」などのオムニチャネルソリューション、そして、営業・運用・開発など横断的な複数組織でチームを組んだ団結力を武器に、大手鉄道会社X社を新規獲得。鉄道業界の新規取引を牽引し、同実績をもとに新たな鉄道会社様の交通系IC案件に取引を拡大した功績が讃えられました。
あらゆる角度から検討・検証を重ねて提案した「ITと人による企業とお客様間のコミュニケーションプラン」は、「コールセンターの効率化・コスト削減、お客様利便性に寄与するデジタルコミュニケーション」とX社様より評価いただいております。
<受賞チームの声>
「鉄道会社X社様から、AIChat、HumanChat、VisualMenu、コールセンターまで、当社サービスのフルラインナップをデザインしたコミュニケーションチャネルを受注、設計、構築できたのは、営業・運用・開発・情報システム・品質管理など、当社内のあらゆる組織が協力、奮起した成果だと思っています。今後もX社様をはじめとする鉄道会社様の期待に応えていきたいと思います。優秀賞、ありがとうございました。」
2チーム受賞の様子
特別賞
Evolva Award2019の特別賞は、4チームが受賞しました。
「次期ネットワーク」チーム 次期ネットワーク構築
全国展開している当社とグループ会社の生命線である全社の情報通信ネットワークを次世代ネットワークに切替し、回線コストの大幅削減を実現。通信に必要な帯域を確保した品質、セキュリティ、高負荷トラフィック耐性・コントロール、インタラクティブ通信機能をもつ次世代ネットワークを、全国の主要30拠点すべてにおいて、障害ゼロで計画内実行、完遂し、事業基盤強化に貢献した功績が評価されました。
「リテンション de コラボレーション」チーム CSリテンション業務における改善
auセールスサポートの人財育成を担うリテンションデスクチームと、実店舗での携帯電話・回線の販売を担うセールスサポートチームが、ナレッジやノウハウを融合させたお客様満足度を高めるナレッジを構築。店舗でお客様と対話、販売している実経験に基づいたセールスナレッジは、効率的な人財育成につながり、リテンション率の向上、継続的な利益確保を実現。お互いの知見・強みを活かした「社内コラボレーション」の見本ともなる事例を創出したことが評価されました。
「40万分のゼロ」チーム 不可能を可能に!!40万分のゼロへの挑戦
ITソリューション部門の「40万分のゼロ」チームは、ネットワーク開通業務を担い、お客様企業先のネットワーク設定、構築、提供をしています。その作業件数は、年間40万件。作業件数が多い程、品質低下リスクも高まります。そこで、回線開通のコンフィグレーションのシステム化・ツール化を推進し、ヒューマンエラー年間「ゼロ」件を実現。お客様企業が望む品質を達成し、信頼獲得につなげた日々の徹底した弛まぬ努力と貢献度が評価されました。
「西日本キッティングセンター」チーム RPA化による業務効率の増進
iPhoneのキッティング業務を受託している「西日本キッティングセンター」では、年間4,700台以上のiPhoneのiosを設定しています。手動の場合1台1~2時間かかるものもあるiPhoneの設定作業の効率化・品質向上に向け、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用しオリジナルシステムを開発、完全自動化を実現。本活動により、年間741時間の作業工数を削減。繁閑期に合わせた人財採用にかかる当社のコスト削減に貢献し、効率化・品質向上・コスト削減によるお客様企業のCS向上につなげた好事例として、評価されました。
4チーム受賞の様子
中澤社長メッセージ
2018年度は、4期連続の増収増益という素晴らしい成果をあげることができました。これは、当社で働く皆様の努力の結果です。
全社を通じて、組織を横断した知見・ノウハウの展開、協力体制が活性化し、皆様のお客様企業、お客様、仕事に対する想いと姿勢が発揮された一年となりました。
2018年度は、沖縄に新しいコンタクトセンター「那覇旭橋センター」を開所し、提供サービス・業務拡大に向けた事業基盤強化に着手しました。コンタクトセンター事業では、オムニチャネルソリューションの「VisualMenu」「AIChat」「HumanChat」と「カスタマーサポート」を組合せ、大手企業様の新規受注が増加し、運用現場においては、多くのお客様企業より表彰をいただいくなど、品質・効率・コストミニマイズを、日々の弛まぬ努力で積み重ね、成果に結びつきました。
これらは、皆様が、高い志、具体的な目標を持ち、やり抜く強い意思をもち、やり遂げた成果だと思います。
これからも、スキルを身に着け、ノウハウを継承し、チーム・個人の成長につなげてほしいと思います。ぜひ、充実感、達成感、仕事への自信を社員一人ひとりに味わっていただき、その成長の成果を来年の「Evolva Award」で発表しましょう。
新しい元号「令和」となった2019年、当社は、12月に、15周年を迎えます。受賞した皆様も、惜しくも受賞を逃した方も、今年度も共に成長に向けて歩み、計画達成に取組んでいきましょう。
フォトレポート~表彰式・懇親会~
感謝の夕べ
「Evolva Award 2019」開催後、6月の間に、KDDIエボルバの拠点・本部ごとに「感謝の夕べ」を開催します。前年度の増収増益、成果の喜びを分かち合い、会社から全社員へ日頃の感謝を伝える場として、拠点・本部が企画したオリジナルティ溢れるイベントです。「感謝の夕べ」のレポートは、エボジョブの「地域発信いろいろブログ」に公開します!お楽しみに!