復興の想いをカタチにするため、農産物栽培・販売を通じて、地元の障害者雇用と地方創生に取組む「幸 満つる 郷 KDDIエボルバ 野蒜(以下、「幸 満つる 郷」)に、フットボールを通じて絆を広げるスポーツ振興、地域連携、社会貢献、東日本大震災復興に取組む日本プロサッカーリーグ(J1)のベガルタ仙台様と、地域活性化の取組みを開始し、お互いのCSR活動の理解を深める交流会を、2019年6月13日に開催しました。
当日は、ベガルタ仙台様の「健康体操教室」と、幸 満つる 郷の「農作業体験」を開催しました。また、ベガルタ仙台様より、「KIZUNA未来プロジェクト」の一環として、車いすを寄贈いただきました。
当日の様子をフォトレポートで紹介いたします。
足こぎ車いす「COGY」寄贈式
2019年1月にベガルタ仙台を引退し、現在、運営・地域連携本部で「KIZUNA未来プロジェクト」を推進していらっしゃる菅井直樹さんより、足こぎ車いす「COGY」を寄贈いただきました。
「COGY」は、脊髄や脳の損傷などにより片方の足が動かなくなった方の足を動かすきっかけをつくる車いすです。
左から、ベガルタ仙台クラブコーディネーター平瀬さん、(株)TESS伊藤さん
「幸 満つる 郷」社員 武山、ベガルタ仙台地域連携本部 菅井さん、「幸 満つる 郷」所長 稲葉
「幸 満つる 郷」で働く武山誠さんは、脳梗塞で右半身不随になりました。畑から次の畑に移動する時には、足の不自由な方でも運転できる車を使っていましたが、これからは、リハビリを兼ねて「COGY」で「幸 満つる 郷」の中を移動したいと意欲的です。
「これまでは、左足が動くので車椅子を使うのは初めてです。いま「COGY」を試したら、左足でペダルを漕ぐと、きちんと動くので安心しました。これまで車で移動していた畑や作業場を、「COGY」を使って移動し、慣れる練習からはじめていきたいと思います。ありがとうございました。(「幸 満つる 郷」武山誠)」
ベガルタ仙台「健康体操教室」
元サッカー日本代表で、現在、ベガルタ仙台のクラブコーディネーターを務めていらっしゃる平瀬智行さんが、「健康体操教室」を開催してくださいました。
晴天の中、畑のあぜ道に広がり、「作業で疲労が溜りがちな、肩や背中の血行をよくしましょう!」という平瀬さん声掛けからスタート!肩甲骨や肩まわりのストレッチ体操から、スクワットや、腿の裏を伸ばす軽いトレーニングまで30分!
「結構きつい」「30分はしんどい」など笑顔で悲鳴をあげていた参加者は、終了後、「体が軽くなった」「腕が動きやい!」と、みんな大満足!笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
「幸 満つる 郷」の農作業を体験!!
「幸 満つる 郷」の農作業体験イベントとして、当社社員と一緒に、平瀬さん、菅井さんも交じって、約1200本のサツマイモの苗植えを、一時間みっちり体験いただきました。
最後に、ベビーリーフも試食いただき、「最近サラダを好んで食べていて・・・」と話す平瀬さんは、美味しそうに食べていらっしゃいました。お二人から、「大変面白かった!今度は別の作物も体験してみたい」「自分が植えたサツマイモの収穫を楽しみにしています!」など、社員と会話を楽しみながら和気藹々とした雰囲気のイベントになりました。