株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中澤 雅己、KDDI株式会社100%出資、以下「KDDIエボルバ」)は、宮城県東松島市野蒜地区で障がい者を主体に農産物栽培を行う新たな拠点の設立にあたり、2月2日(木)10時より宮城県東松島市役所で、東松島市と「移転元地利活用事業に関する市有地貸付契約」の締結式を行いました。
[ごあいさつ]
■宮城県東松島市市長:阿部 秀保
東松島市のテーマとしては、東日本大震災後の生活再建や産業再生にあります。本事業のスタートとして、まずは障がい者の雇用拡大ということですが、KDDIエボルバにはこれにとどまらず、「観光地 野蒜」という利点を活かして、さらなる雇用創出および拡大につなげていただけるものと期待しています。今後一緒に歩んでいきたいと考えております。
■KDDIエボルバ代表取締役社長:中澤 雅己
このたびの締結式を迎えることができ、ここまで多大なご尽力をいただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
私どもにとっては新たな分野への挑戦となりますが、東松島市、一般社団法人東松島みらいとし機構「HOPE」、地元農業関係者、地域にお住まいの皆様から多くのご指導、ご支援を頂戴してまいりました。
東松島市をはじめ、地元農業関係者の皆様方の復興に対する熱い思いを受け止め、気を引き締めて勤めてまいる所存でございます。
障がい者雇用の拡大にあたり、親和性が高いといわれている農産物栽培を、移転元地の活用ともなるここ東松島市で行えることをうれしく思います。
皆様のご期待にお応えすべく、事業を根付かせ継続的な雇用の維持・拡大を実現できるよう誠心誠意勤めてまいります。引き続きご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
東松島センター(仮称)について
KDDIエボルバは、障がい者の方々の雇用促進を図るため、東松島市野蒜地区の一画を活用して、東松島センターを新たに設立します。
東松島センターでは、地元の障がい者の方々やアクティブシニアの方々を積極的に雇用し、枝豆などの農産物栽培や、ブルーベリーなどの観光果樹園の運営を行います。設立と運営にあたっては、東松島市、一般社団法人東松島みらいとし機構「HOPE」、地元農業関係者、地域住民の方々のご協力もいただきながら、移転元地の有効活用と雇用機会の創出を通して東松島を中心とした地方創生にも寄与できるよう、活動を力強く推進してまいります。
今後は、KDDIエボルバだけでなくKDDIグループに拡大して障がい者の方々を受入れ、就業機会の創出をしてまいります。
<センター概要>
住所 | 東松島市野蒜字西余景1 外103筆 |
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面積 | 28,558.86平米 |
設備 | 管理棟(676平米)、倉庫作業棟(714平米)、鉄骨ビニールハウス(768平米)、駐車場(27台) |
予定品目 | ブルーベリー、ベビーリーフ、枝豆、さつまいも、トマト、芝生など |
<スケジュール>
栽培開始 | 2017年3月 (ブルーベリー定植を皮切りに、順次品目を拡大) |
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竣工 | 5月~6月:倉庫作業棟・鉄骨ビニールハウス 9月:管理棟 |
雇用開始 | 5月、雇用人数15名。※1ユニット(管理者1名+障がい者4名)×3ユニット |
開所 | 9月~10月 |