株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中澤 雅己、以下「KDDIエボルバ」)は、LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛、以下「LINE」)が提供する「LINE カスタマーコネクト」正式版としては初めて、アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩田 彰一郎、以下「アスクル」)が運営する個人向けインターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」に、2017年5月24日(水)提供しました。
ファーストユーザーとしてアスクル「LOHACO」AIチャットボットマナミさんへサービス提供
KDDIエボルバは、アスクルの「LOHACO」に対し、2016年11月よりテスト運用されていた「LINE カスタマーコネクト」をベースとして、AIチャットボット(人工知能)と有人によるチャット対応を組合せたハイブリッド型サービスを提供してまいりました。
この度、「LINE カスタマーコネクト」の正式版リリースに伴い、テスト運用中の課題を改良し、「LOHACO」に初提供しました。
改良点
1.クリックだけで情報を確認することが可能
お客様の端末確認などの選択肢を選ぶ際、テキスト入力する必要がありましたが、正式運用ではタップでの入力が可能となりました。これにより、お客様はよりスムーズに回答することができます。
2.スクロールに対する負荷の軽減
回答文が長い場合、カルーセル(横スクロール)で表示することが可能になりました。これにより、スクロールに対する負荷を軽減することができるようになりました。
AIチャットボット対応と有人によるチャット対応を組合せた「ハイブリッド型サービス」の提供
有人チャット後のお客様アンケートでは、92%以上の満足度を頂いていることからお客様固有のお問合せなどにおいて、有人チャットの解決効果がありました。
今後もKDDIエボルバはAIチャットボットの運用と有人チャット対応を組み合わせた「ハイブリッド型サービス」の提供をしてまいります。
なお、本サービスの開始にあたり、AIエンジンとして株式会社 PKSHA Technology(本社:東京都文京区、代表取締役社長:上野山 勝也)の子会社である株式会社BEDORE(本社:東京都文京区、代表取締役社長:安野 貴博)が提供する「BEDORE(べドア)」を、有人チャット対応ツールとしてモビルス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石井 智宏)の「モビエージェント」を採用しました。今後、顧客の要望に応じて、順次対応する人工知能エンジンやツールの拡充を図って参ります。
「LINE カスタマーコネクト」は、ユーザーと企業のコミュニケーションをより円滑にして利便性を飛躍的に高め、機会損失や人件費の削減を図る法人向けカスタマーサポートサービスです。企業は、LINEが提携するサードパーティの有人チャットシステムやAI(人工知能)などを任意で組み合わせて導入することができ、自社のWebサイト・LINEアカウント・電話へユーザーからの問合せに対し、LINEアカウント上で対応することが可能です。
KDDIエボルバは、「LINEカスタマーコネクト」の販売パートナーとして、LINEとコンタクトセンターを組合せた高品質な顧客応対サービスを提供して参ります。
- 株式会社BEDOREは、2022年4月1日に商号変更し、「株式会社PKSHA Communication(パークシャ・コミュニケーション)」となりました。