株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中澤雅己、以下KDDIエボルバ)は、PCI DSS準拠や非保持化を支援するイベント「PCI DSSセキュリティフォーラム2019」に出展し、PCI DSS準拠、非保持化の法令遵守と円滑なセンター運営に役立つ具体的な方法論をブースとセミナーで発表しました。
イベントで紹介した、KDDIエボルバがPCI DSS準拠認証、自己問診による準拠に取組んだプロジェクトメンバーのリアルなインタビュー実録をダウンロードいただけます。
PCI DSS準拠?カード情報非保持?コンタクトセンターでの対応
セミナーレポート:コールセンター運営と法令遵守の両立
2018年6月の改正割販法施行から1年、クレジットカード情報の安全管理に、カード加盟店も直接に責任を持つことが法令上の義務になったことを受け、カード加盟店各社は、実行計画への対応、カード情報の非保持化、PCI DSS準拠に取組んでいます。その一方で、法令対応を最優先にするあまり、運用部門の工数が膨れ上がった、システム改修が不十分なために入力業務の品質が低下したなど、「顧客満足」「生産性」「正確性」の側面で課題を抱える企業様も多くいらっしゃいます。
満席となった本セミナーでは、カード加盟店の当社電報サービス業務におけるPCI DSS準拠の認証を取得した実績をもとに、KDDIエボルバ リスクマネジメント本部 情報セキュリティ推進グループリーダー 赤堀圭志が講師を務め、委託事業者の立場から、PCI DSS準拠、非保持化の法令遵守と円滑なコンタクトセンター運営を両立する実行計画の対応方法と、運用現場を重視した生産性・品質リスクの対策、取組みを発表しました。
「現場目線」の切り口で語る赤堀の法令対応、対策に、カード加盟店企業のIT部門、カスタマーサポート部門のご担当者様の注目が集まり、「実際に起こる事象がイメージできた」「マニュアルだけでは解らないイレギュラー業務も調査が必要だと実感した」といった声が寄せられ、終了後、そのままブースに移動して、さまざまな意見交換をするなど、大変な盛り上がりをみせるイベントになりました。
多くの皆様にご清聴いただき、ありがとうございました。
イベントレポート
「PCI DSSセキュリティフォーラム2019」は、PCI DSS準拠や非保持化、構築の方法論、スタート後の効率化に役立つ概念や成功事例を交えた有識者による講演や、セキュリティシステムベンダーを中心に17企業のブース出展がありました。コンタクトセンターベンダーとして唯一の出展となったKDDIエボルバのブースでは、コンタクトセンターにおける改正割賦販売法の対応 、PCI DSS準拠と非保持化の違い・選択、それらの具体的運用方法、KDDIエボルバのコンタクトセンターリソースと、対応実績を紹介しました。
「対応を開始したが大規模センターへの展開に課題を感じている」 「既に非保持化対応をしているが、効率面に課題がでてきた」など、具体的な相談が多く、PCI DSSプロジェクトメンバーと熱心に話し合い、解決策のヒントをお持ち帰りいただきました。
多くの皆様にお立ち寄りいただき、ありがとうございました。
PCI DSS準拠?カード情報非保持?コンタクトセンターでの対応
KDDIエボルバは、カード情報を取扱うカスタマーサポート窓口のそれら課題解決に向けた相談、支援を承っております。お気軽にお問合せください。
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- PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard):
国際カードブランドが共同で設立した団体、PCI SSCによって運用管理されているカードの加盟店、サービスプロバイダ(カード業務に関する業務を代行するデータ処理業者)向けのセキュリティ基準です。 - PCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council):
国際クレジットカード会社が設立。基準の策定、維持、評価手順の確立を実施しています。