エンジニアBLOG

2024/11/08

エンジニアとしての成長記録

自己紹介

はじめまして。サトウと申します。
今回は、「エンジニアとしての成長記録」というテーマ、
特に「資格勉強」に関する話について書きたいと思います。

私は2023年の春に新卒入社しました。この文章を書いている時点で2年目になります。
現在、大手インフラ運営企業のグループ会社に常駐し、セキュリティ関連の業務に従事しています。
元々IT分野に関しては未経験者…というわけでなく、入社前にはコンピュータ関連分野を学べる専門学校に
通っていた他、 在学中に応用情報技術者試験や情報セキュリティマネジメント試験など、
いくつかの資格にも合格しました。

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社会人になって痛感したこと

現在の常駐先で勤務するようになったのは、入社してからちょうど半年がすぎる頃からになります。
その頃、先にも書いた通り学生時代にある程度高度な資格も取得できていたことから、
「この職場で活躍できるように頑張るぞ」という気持ちで働き始めたですが、
しばらくして痛感したのは「自分はこの職場で活かせる知識を何も持っていない」という思いでした。

もちろん新卒1年目ということもあるのですが、学生時代に資格の合格に向けて勉強したこと、
そしてその資格に合格したことで身につけたと思っていた知識の数々。
その知識が思っていた以上に通用せず、結果として職場で活用することができなかった。
そんな状況に当時はひどくショックを受けていました。

学生時代に学んで得たものを、実際にエンジニアが働く現場や状況と結びつけることができず、
結果として学んだことが「知識」というよりも「記憶」になっていたのではないか。

学んだ知識をいかすとができなかった原因を、私は学生時代を振り返り、そのように考えています。

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社会人として学ぶことのメリット

学んだ知識をうまくいかすとができず内心悩んでいた頃、
ちょうど所属ユニットの上長と当期の個人目標に関して面談を行う機会がありました。
その中で学習面について目標を決めるとになったのですが、学生時代に「応用情報技術者試験」に
合格していたこともあり、 「情報処理安全確保支援士試験」の合格を目指すことに決めました。

正直この目標については、「応用情報技術者試験」にはもう合格しているので、
流れで受験してみようかなという思いも多少あったのですが、自分の意志で目標を定めた以上、
すぐにテキストを購入し、学習を開始しました。

そして、しばらく学習を進めているなかで、学生時代と比較し、社会人として学ぶメリットに気づきました。
それは「学んだ内容の一部が、私が働いている環境の要素として出てくる」ということです。

実際に働く機会が少ない学生時代と比べれば、確かにそうだという印象ですが、
「学んだ要素が実際に出てくるだけでなく、それがどのようにいかされているのかを学ぶことができる」
私にとってはそれが社会人として勉強することのとてつもないメリットであると感じました。

そのようなメリットを享受しながら資格勉強を進めていくうちに、少しずつではありますが、
学んだことを活用できる場を経験することができ、結果として私自身もあとから振り返って 、
「あれ、以前に比べて成長しているな」と感じることが多くなりました。

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最後に

「情報処理安全確保支援士試験」ついては、この記事を書く、少し前に受験をしてきました。
正式な結果はまだ出ていませんが、個人的にはやはりまだ学びが足りていないと感じています。
社会人として勉強するというのは、学生時代に比べてとても大変なことではありますが、とても有意義であると
私は考えています。 それをサポートするべく、会社としても資格取得の支援も行っています。

この文章を読んで「こんな人が働いている会社に入社したい」と思っていただける方が一人でも
増えてくれれば嬉しいです。 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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