エンジニアBLOG

2021/11/11

講師活動に思う、アウトプットのススメ

エンジニアブログをご覧の皆様、初めまして!
中途入社8年目のイノウエと申します。

早速ですが、私の経歴をざっと説明致します。

私は前職でCiscoやJuniperというメーカー(IT業界的にはベンダーと言います)の機器を扱い、構築や運用保守を行う「ネットワークエンジニア」をしておりました。

そしてエボルバに入社し、当時配属された部署で任されたミッションは「法人向けレイヤー1回線の他社担当業務の巻き取り」でした。

そのあと紆余曲折を経て、3年ほど前からauひかりのサポートデスクで働いています。

その中で私は、「マンションに提供している光回線の高速化に伴う、設備入替」の対応業務を担当しています。

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さて、ここで私が活動している社内向けの講師についてお話させて頂きます。

エボルバでは正社員向けに「エボルバカレッジ」という資格対策や、実際に手を動かしてAWSの内容を理解する‥といった複数の講座が開かれています。

そこに講師として応募し、去年から「CCNA対策講座」の講師サポートとして参加しております。

対策講座の受講者は、必ずしもエンジニアを志す方とは限りません。

一方、私はエンジニアの畑で育ってきたので今まで私が教育されてきた手法では受講者の方が理解できなくなってしまいます。

「わからなくて当たり前」を念頭に置き、「この問題はここがポイントだけどこの方はどこで躓いているんだろう‥?確認してみよう。」とか、「この法則を用いれば問題には答えられるけど、受講者の反応を見ると法則自体にピンと来てなさそうだな。よし、アレに例えて法則を説明する時間を設けよう。」‥などと、試行錯誤を重ねながら受講者が満足して頂けるような方法を考えてきました。

そして気が付いたら、今まで講座を受講された方全員がCCNAの取得に成功しております!

活動を振り返ると、技術スキルをアウトプットすることの難しさを感じております。

資格の勉強のように、自分の言葉で理解しインプットする場合と違い講座の主役は受講者の方々なので、相手に寄り添わなければいけません。

自分が初学者だった頃を思い出しながら、相手の意見を汲み取り咀嚼しやすい言葉や例に置き換えて説明していく。

そして受講者が納得して頂けたら、講座後の振り返りで講師のナレッジや取り組み方として蓄積していく。

講師の活動をしていると、課題をヒアリングする力やコミュニケーション能力も培われていきますよ。

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ぜひエボルバカレッジを受講ください♪

間違ったことをアウトプットできないため、講座の前は知識を再確認し不足分をインプットしています。
アウトプットすることは、一連の流れを通して本当に学びが多いんです。

なので、エンジニアたるもの資格勉強だけではなくアウトプットする力も磨いていかなければなぁ‥と感じる今日この頃です。


これまでのお話で興味を持って頂けましたら弊社の採用を受けてみてください!
一緒に頑張りましょう!!

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!