10月20日(リサイクルの日)から3日間にかけてアルティウスリンクの札幌センターで開催した「えほん交換会」と「おもいでケータイ再起動」のコラボイベントには、「思い出のリレー」だけではなく、持続化可能な未来に向けた資源の循環という共通点があります。今回のブログでは、絵本のリユースと携帯電話のリサイクルの取り組みを紹介します。
■絵本・児童書のリユースは「一石〇鳥」!!
アルティウスリンクは、『デジタル活用が進む今だからこそ、紙にしかない温もりを感じながら自分のお気に入りの絵本や児童書を手にする機会を提供しよう!』という想いで「えほん交換会」をスタートしました。
絵本や児童書は、子ども達が言葉の意味を理解して語彙力を高めたり、物語の中に登場するキャラクター達が自分とは違う立場の考え方をもっていたら疑問や共感したりと人の気持ちを理解しようという社会性が育まれ、また、自分で物事を考える力や、想像・創造力も身に付きます。
このため、自分の子どもの性格や成長にあわせて図書を選びたい、子どもが興味をもった分野の本を少しでも多く与えたい保護者が多くいらっしゃいますが、
- 絵本は高くて気軽に購入できない
- 子どもは新しいことに関心をもつのが早いから購入しても飽きてしまうことが多い
- 学校の図書室は1日の貸し出し図書数が決まっていてすぐに読み終わってしまう
といった悩みを抱えているケースもあります。
「えほん交換会」では、こうしたお悩みを解決!さらに、“交換”する意識で持ち寄ってきてくださる方が多いため状態の良い図書から選べたり、一度保護者に厳選された図書が並んでいるため安心して子ども自身に選ばせることができたりなど、リユースだから得られるメリットもあります。
これまでの交換会では、子どもや孫との思い出、成長が詰まっていて手放すのが寂しいというもどかしさを抱いている方が、「本棚に眠らせておくよりも、次の世代の子どもたちに読んでもらいたい」と、交換せずに図書だけお持ちくださるケースもありました。図書の交換は、子ども達の未来と、リユースというサステナブルな活動につながりますので、家族や友人、地域の方など身近なコミュニティでもぜひお試しください。
■携帯電話は捨てるところが無いってホント!?auの例に見るリサイクル
携帯電話は、背面の機種案内用に貼付してあるシール以外は全てリサイクルが可能です。
auの例では、使用済み携帯電話をセキュリティルーム内に保管、オールリセットと端末粉砕機による基盤の穴あけをして個人情報漏洩を防止してからリサイクル作業を行っています。
このリサイクルの要ともいえる「分解・分別」は、KDDIグループ会社(株式会社KDDIチャレンジド)でも行っており、一つひとつ精密ドライバーを用いた手作業で分解して18種類のパーツに分別しています。
手作業による分別は、機械での分解の約2倍の金・銀・パラジウム・銅・鉄・アルミ・プラスチックなどの素材を取り出せ、ほぼ100%に近いリサイクルを実現するとても大切な作業です。もし機械で分解処理をすると熱に弱いプラスチック類は燃焼するため、再資源化できないだけではなく、二酸化炭素発生という環境課題にも。
分解した素材は、国内の鉄鋼や金属メーカー、再生工場に提供し、次の製品になってお客様のお手元にお届けして、真の「資源循環」をしています。auでは、au Style/auショップや「おもいでケータイ再起動」で電話機・電池・充電器のブランド・メーカーを問わず回収、してサイクルを行っています。
処分方法がわからず使用済み携帯電話が手元にある方はショップへお持ちになり、ぜひリサイクルに参加してくださいませ。
- 「au リサイクルへの取り組み」 https://www.au.com/mobile/recycle/
■イベント開催地・札幌センター「Polaris_Sapporo」について
「えほん交換会」と「おもいでケータイ再起動」のコラボイベントは、札幌市白石区のセンターで開催しました。
自社ビルの「Polaris_Sapporo」だからできる社会活動が活発なセンターで、地元食材を使用したランチが食べられる社員カフェテリアや、保育園を併設する働きやすいオフィス環境や制度、地域活動などに魅力を感じて、地域の方々を中心に約1,500人のスタッフが活躍しています。札幌でお仕事をお探しの方はぜひ当社の求人サイトをご覧くださいませ。
アルティウスリンクの求人サイト –エボジョブ(北海道)- はこちらから
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- ・「Polaris_Sapporo」は、アルティウスリンクの登録商標です(第6205029号)。
- ・その他本文中の会社名等は、各社の商標または登録商標です。