幅広い法人のお客様のIT戦略をヒューマンリソース×技術力でサポートするITソリューション事業では、約1,200名を超える(2022年6月現在)エンジニアが活躍しています。毎年多くの新卒社員が入社しており、2022年度は70名がITスペシャリスト職として入社しました!研修レポート最終回となる今回は、6月に行われた「キャリア開発研修」「先輩社員との座談会」を中心にレポートします!
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200名が入社!2022年度入社式
vol.1「ビジネス・ヒューマンスキル編」
vol.2「テクニカルスキル研修編」
- 研修は、安全を考慮した十分な距離を確保し、感染予防策を講じた上で、開催しています。
- 本ブログ内の一部写真は、撮影のため一時的にマスクを外しています。
■これから始まる社会人としての「キャリア」をより良いものにするために―― 「キャリア開発」を学ぶ
まずはオンラインで行われた「キャリア開発」研修をレポート!新卒入社でキャリア開発はまだ必要ないんじゃない?!と思われがちですが、実は仕事や能力開発に対して柔軟性を持っている20代は、キャリアについて知識を得る最適なタイミングとのこと。まずは、キャリアデザインの一般的な考え方、「Will、Can、Must」を学びました。講師からは「キャリアとは長期的な仕事における戦略であり、以下の3つの要素の重なりを広げることで成功するといわれています。皆さんは社会人のスタートを切ったばかりなので、まだ円は小さいかもしれませんが、経験を積むことでだんだんと大きくなり、中心の重なりも大きくなっていくでしょう。この要素拡大を長期的に行っていくことが自分自身のキャリアデザインを行うことであり、個人のニーズと会社のニーズが互いに釣り合い、その成果のために必要な能力アップが行われていくことが理想です」と伝えられました。
次の演習では、仕事を行ううえで、自分自身がどうしても犠牲にしたくない、本当の自己を象徴するコンピタンス、動機、価値観に関する複合的な自己認識を整理する「キャリア・アンカー分析」にトライ!自分のアンカー(錨=不動点)を知っておくと、これから先、自身のキャリアで迷ったときの明確な判断基準、拠り所となるとのこと。キャリア・アンカー順位として、専門・職能別コンピタンス、全般管理コンピタンス、自立・独立、保証・安定、起業家的創造性、奉仕・社会貢献、純粋な挑戦、生活様式(ライフスタイル)、どれが自分にとって優先度の高いものか、順位付けを行いました。最後に、いままでの自分の成功体験やキャリア・アンカーをふまえ、3・5・10年後のキャリアプランを立てて講義は終了!
研修を通じて下記のような感想・気づきが聞かれました。
●いままでの人生で培ったものの延長上に今の自分があって、仕事において譲れない動機や価値観につながっていることに驚きました
●この研修を受講しなかったらこの先のことを考えずに、ただただ毎日業務を行うだけになっていたかもしれない。5年後10年後まで考える機会が得られてよかった!
●キャリアプランを考えたときに、だんだんと責任のある仕事を任されてくると思うので、それにふさわしい人になるために能力や技術面など自己成長する必要があると感じました
人生の時間の大部分を占める仕事について考え、これからの社会人人生を送るうえで「自分にとって仕事とはどんな意味を持つのか?」「どんな仕事をしていきたいのか?」など、自分自身の仕事観を整理し、人生を豊かにするため、仕事に関する自身の拠り所を探った有意義な一日となりました。
■配属前の疑問は先輩社員に直接教えてもらう!「先輩社員座談会」
続いて、先輩社員座談会をレポート!配属先の先輩社員がリアル/オンラインで参加し、新卒社員との座談会を行いました。質問コーナーでは、配属先での業務内容や一日の流れをはじめとして、勤務時間やリモートワークについて、そして一緒に働くチームの人数など、質問が止まりません!先輩社員たちは一つひとつの質問に丁寧に答えていました。
会が進むにつれて、「お客様と仕事を進めていくうえで必要なことはどのようなことでしょうか」「業務を遂行するうえで必要な資格について教えてください」「職場の仲間にも信頼されるエンジニアになるためにはどうすればよいでしょうか」など、より具体的な質問になっていきました。「ある程度の想定しかできなかった、実際の仕事内容や学んでおくべきことなどを具体的に知ることができて、とても安心できました」との感想も出るなど、配属前の疑問が払拭できた様子でした!
座談会の最後には、「教えていただいたことを受け止めて頑張っていきます!」「学ぶ姿勢を忘れずに頑張っていきます!」「新卒らしく、元気よく仕事に取り組みたいと思います!」「まずは健康を第一に、睡眠時間や筋トレなども行いながら仕事に挑みたい」など、それぞれが決意表明を行いました。
先輩社員からは「これから皆さんが現場に来て先輩社員にいろいろと教わると思いますが、実は、教えることで気づいたり、私たちも皆さんから学ぶことはとても多いんです。まずは安心して仕事に取組んでほしいし、何か悩みなどあったらなんでも相談してほしいと思っています。また、皆さんの視点で改善したほうが良いと思ったことなどはどんどん提案してください。皆さんの活躍に期待しています!一緒に頑張っていきましょう!」とエールが送られました。
■若槻社長と新卒社員で議論「信頼される人になるためには?」
続いて行われた若槻社長の講話では「信用と信頼」をテーマに全員でディスカッションを行いました。それぞれの言葉が持つ意味合いの違いについて新卒社員からは、下記のようなさまざまな意見が出ました。
●「信用」とは一方的で「信頼」は双方向
●「信用」とは数値的なもので「信頼」は積み重ねたうえで築けるもの
●「信用」とは事務的な作業のやり取りのなかで使われる言葉「信頼」は人間関係や感情のイメージで使われるもの
●「信用」とは事実に基づいている言葉「信頼」はその人の行動の結果で生まれるもの
若槻社長からは、「“信用”は客観的事実や実績・成果などの過去、“信頼”は気持ち・人柄・考え方・行動などの未来に期待することを示していると言われています。これから皆さんは配属先で実際に仕事をしていくわけですが、まずは、『小さな約束を果たすこと』を頑張ってください。たとえば、仕事の締め切りを守ること、できない場合は報告をすることなど、一つひとつの行動の積み重ねの結果、“信用”が積み重なり、“信頼”につながるのではないかと思っています。皆さん、信頼される人になるように、頑張っていってください」と伝えられました。
■配属先の上司に自分を“知ってもらう”演習「自己PR発表会」
座談会の最後は、配属先の上司に5分間で自分を“知ってもらう”演習「自己PR」で選ばれた代表者による発表会が行われました。学生時代に夢中になったことや趣味、特技などの自己紹介から、KDDIエボルバで働く抱負を全員の前で宣言!堂々たるプレゼンや人柄までが伝わる素晴らしい発表内容に、会場からは惜しみない拍手が送られていました。
こうして、4月より3か月にわたって行われた新卒研修は6月で終了し、7月からは各配属先での就業が始まっています!(アプリ開発エンジニアは8月より配属)ビジネス・ヒューマンスキルからテクニカルスキルまで、さまざまな講義と演習を繰り返し行いながら、業務で活用できる実践的なスキルと能力を身につけ、飛躍的な成長を遂げることができたのではないでしょうか。エンジニアとしてのスタートラインに立った70名!これからの活躍がとても楽しみです!
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