KDDIエボルバでは、全国のBPO・コンタクトセンター/コールセンターで多様な働き方を推進しており、さまざまな個性や才能をもった社員が働いています。今回は、一児の母であり沖縄センターでスーパーバイザー(SV)として働きながら、競技ボウリングでも目覚ましい活躍をしている川上 菜緒さんにどのようにして2つのキャリアを歩んできたか、ワーク・ライフ・バランスを実現するためのポイント、KDDIエボルバで働き続けられる理由をインタビューしました。
■実はコールセンターNGだった!?~入社してから変わったイメージ~
―――KDDIエボルバに入社したきっかけを教えてください
専門学校を卒業後、地元・沖縄のボウリング場で働いていたのですが、妊娠をきっかけに体力的な負担の少ないデスクワークの仕事を探していました。その時、職業紹介所でKDDIエボルバを紹介してもらい2017年に時給制のオペレーターして入社しました。紹介時の希望としてコールセンターNGを出していたので、紹介されたときは“きっと仕事は事務作業なんだろう”と思って働き出したら、バリバリのコールセンターで驚きでした(笑)―――それは驚きですね(笑) 働き出してみてから、抵抗感はなかったですか?
コールセンターの仕事はもともと『キツそう』という印象があったのですが、実際に働きだすとSVや先輩の手厚いサポートもあり、年齢や性別を問わず、本当にみんな仲良く助け合って働いているので、イメージはガラッと変わりました。ここなら続けられそう!と感じたことを今でも覚えています。もともとIT系の専門学校に通っていたこともあり、タイピングやオフィスソフトの操作経験があったので、後処理時間などの個人KPIも高い実績を残すことができました。半年ほどオペレーターして働き、産休を経て、2019年からサポートスタッフ※任用、その後2021年からSVとして働いています。
- サポートスタッフ:オペレーター手上げ対応やSVの補佐業務を担う職種
―――ハイペースなステップアップですね!SV任用は最初からイメージがあったのでしょうか?
オペレーターして働いていた時にSVがオペレーター引っ張っていき、センターをマネジメントしている姿を見ていて『カッコいい!』という印象が強かったため、早い段階でSVになりたいなという気持ちがありました。オペレーターらサポートスタッフとして経験を積んでいき、SV任用の打診をいただいたときはうれしかったです。―――SVはこれまでと仕事内容が大きく変わると思いますが、不安はなかったですか?
ベテランオペレーター多いセンターだったので、年上の方が多く、自分が引っ張っていけるのかと最初は不安でした。オペレーターらのエスカレーションに対して、素早く、的確にお答えする必要があるので必死に業務を覚えました(笑)ただ、チームのメンバーたちが温かく見守ってくれたのと、しっかりとした研修制度があり、フィードバックの方法やお客様企業への対応などを学ぶ機会があったので、大きな問題はなかったです。困ったときは誰かが必ず助けてくれるので、安心して働くことができています。
■沖縄で活況!~競技ボウリングとの出会い~
<第43回JLBCクイーンズオープンプリンスカップの様子>
―――競技ボウリングは、いつから始めたのでしょうか?
7歳の時から始めています。当時家族とボウリング場に行く機会があり、そこは競技ボウリング教室をやっているところだったので、自然と始めました。沖縄県はボウリングが盛んなので、競技ボウリングの教室も多いんです。―――長いキャリアをお持ちなのですね!今年の10月に行われた国体で団体3位など素晴らしい実績を残していますが、始めた当初からいい結果が出せていたのですか?
実は最初は、全然ダメだったんです(笑)14歳まではまったく芽が出なくて、大会に出ても下から数えたほうが早い順位のことが多いほうでした。もう辞めようと思ったときに、『ここまで続けたんだから、最後にもうひと頑張りしてみない?』と別のコーチを紹介してもらったことで大きな変化が起きました。ボウリング球の穴の掘り方や投げ方などをイチから見直してもらったことで徐々に結果が出始め、高校生の時には、春高ボウリング大会で優勝することができました。
―――それが今にもつながっているのですね。それから競技ボウリングは続けていたのですか?
高校生の時に大きな結果が出たことで、自分自身いったん満足して、本格的な活動からは離れていました。特にKDDIエボルバに入社したときは大会にも出場はしていなかったので、面接のときも競技ボウリングをやっていることは伝えていなかったんです。ただ、もともと沖縄ではボウリングが盛んなこともあり、大会などがテレビ放送もされているので、入社後『ボウリングの人だよね?』と言われることは何回かありました(笑)
■活動再開から復帰戦での優勝~家族と職場の仲間の応援が大きなチカラに~
―――活動を再開したきっかけは何だったのでしょうか?
子育てが少し落ち着いてきたことと、家族の後押しが大きかったです。『子どもの面倒は見ておくから、またやってみない?』と言ってもらい、2018年に2年ぶりに「沖縄テレビ杯 クィーンズカップ」という大会に出場しました。ブランクも長く、あまり練習時間も取れていなかったのですが、なんと優勝することができ、そこから本格的な活動を再開しました。家族はもちろんのこと、職場の上司や仲間にも報告したところすごく喜んでもらえて、本当にうれしかったです!
息子も応援に駆けつけてくれることも多く、大きな力になっています!
<2018年と2022年沖縄テレビ杯 クィーンズカップ優勝の様子 最多優勝記録更新中!>
―――普段の練習はどうしているのですか?
現在は、毎週火曜日と水曜日に沖縄の各ボウリング場で行われているリーグ戦に出場しているのみなので、常に本番という状況です (笑) ただ、限られた時間のため逆に深く競技に集中できているとも思います。20時から試合が始まるため、間に合うように業務を調整しています。他のメンバーに任せられるコトはどんどん任せてしまうのが、時短術です!
―――仕事や家庭との両立はなかなか難しいと思います。秘訣はあるのでしょうか?
家族や職場の仲間を頼るということです。大会などで遠征することもあり、連続で何日かお休みを取ることもあるのですが、家族も快く子どもの面倒を見てくれるし、上司や職場の仲間たちも『行っておいで!』と背中を押してくれており、シフトの協力もしていただいています。私がいない時でも仕事が円滑に進むように、メンバーの育成にも力を入れています。―――育成において特に意識されているポイントはありますか?
一人ひとりに合った育成方法を考えるということです。もともとボウリングの指導者ライセンスを持っており、ボウリングを教えていた時も実践していたのですが、人にはそれぞれ特性や個性があり、画一的なやり方だとどうしてもスムーズな成長にはつながりません。研修や業務指示ひとつをとっても、『その人にとってどういう教え方がベストか』を常に意識しています。―――ご家族との時間はきちんと取れていますか?
遠征などで家を空けることがあるため、どうしても息子には少し寂しい想いをさせてしまうのですが、その分、一緒に過ごせる時間を大切にしています。お休みはしっかりと取れるので、オフの日は息子と遊んでいること多いです!とても元気な子なので振り回されていますが、それも楽しんでいます(笑)
<息子さんとのオフショット♪>
■会社は新しい刺激に出会える場所。コールセンターの仕事をもっと知ってもらいたい!
―――川上さんにとって「KDDIエボルバ」はどんな会社でしょうか?
常に新しい刺激に出会える場所だと思っています。ボウリング場で働いていた時は、毎日がルーチンワークでしたが、コールセンターのお仕事は、お客様やお客様企業から日々さまざまなニーズがあり、それにお応えするためにいろいろな施策に取組みます。勉強しなければいけないことは多いですが、自分にとって新しい知識を日々得ることができるので良い刺激になっています。実績を積むことでどんどんステップアップできる点も大きな魅力です。
―――これからはどんなキャリアイメージを描かれていますか?
デスクマネージャーになりたいと思っています。そのためにはSVとしてスキルを伸ばしていきたいです。ゆくゆくは、私のように仕事以外の活動をしている社員たちを応援していきたい、働きやすい環境を整えていきたいという想いがあります。―――最後に1点!団体戦に出場されるときチーム名をいつも「KDDIエボルバ」にしてくれているのはなぜですか?
KDDIエボルバで働きだしてから感じたのですが、コールセンターのお仕事は意外と知られていないと思っています。外から職場を見る機会はなかなかないので、イメージが湧きにくいのかもしれませんが、仲間と力を合わせて、周囲と助け合う仕事はとても魅力があります!特にKDDIエボルバは、一人ひとりの個性を尊重し、多様性を認め合う社風です。KDDIエボルバという会社のこと、そしてコールセンターのお仕事を多くの人に知ってもらいたいという想いでチーム名に使っています。
インタビューありがとうございました!
川上さんのこれからの活躍を社員一同応援しています!!
<主な大会記録>
・2022年11月 第24回沖縄テレビ杯 クィーンズカップ ボウリング大会 優勝
・2022年10月 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」 ボウリング競技 成年女子 団体4人 3位
・2022年 4月 第37回全沖縄女子オープン選手権大会 優勝
■川上さんも出演!沖縄地域限定CM
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