KDDIエボルバの事業所「幸満つる郷 KDDIエボルバ 野蒜(以下、幸満つる郷)」に勤務しながら陸上競技アスリートとしても活躍し、7月に開催される「パリ 2023 世界パラ陸上競技選手権大会」の日本代表に選出された、菅野新菜選手(所属:KDDIエボルバ、仙台市クラブチーム『みやぎTFC』)が、宮城県 伊藤哲也副知事を表敬訪問しました。
<宮城県 伊藤哲也副知事から激励を受ける菅野選手>
菅野選手は、4月に行われた「第34 回日本パラ陸上競技選手権大会」においてT20女子400mで優勝するなど、厳しい選考を経て7月8日~17日にかけて開催される「パリ 2023 世界パラ陸上競技選手権大会」にT20女子400m日本代表選手として選出されました。今回、大会を目前に控え「幸満つる郷」所長の溝江、コーチと共に宮城県庁を訪れました。伊藤副知事からの世界選手権大会出場への激励を受け、菅野選手は「自己ベストを目指したい」と伝えました。また、「仕事で農産物をつくることはご苦労も多いのでは」と、KDDIエボルバでの業務についても質問が及び、菅野選手も外で行う農作業の大変さを伝えるなど、終始和やかな雰囲気のなかで対話が行われました。
<「活力の源は?」との質問に、「お米です。お米と味噌汁はパリにも持参します」との会話もあり笑顔があふれる時間となりました>
菅野選手は2023年6月に行われた「2023ジャパンパラ陸上競技大会」においてもT20女子200m、400m共に見事優勝を果たし、昨年オーストラリア・ブリスベンで行われた国際大会「2022 Virtusオセアニア・アジアゲームズ」 T20女子200m・400mで日本代表として出場し、銀メダルを獲得するなど、国内トップクラスの実績を持つ陸上競技選手として活躍しています。
2020年4月にKDDIエボルバに入社し、障害者雇用と地方創生に取組む農産物栽培拠点「幸 満つる郷」で、農産物栽培業務に従事しています。現在は、露地野菜を中心に多品目を担当するチームで中心的な役割を担っています。
<菅野選手 主な大会結果>
・2023年6月 WPA公認2023ジャパンパラ陸上競技大会 T20女子200m 優勝、T20 女子400m 優勝
・2023年4月 第34 回日本パラ陸上競技選手権大会2023 T20女子400m 優勝
・2022年11月 2022 Virtusオセアニア・アジアゲームズ T20女子200m 2位、T20 女子400m 2位
・2022年6月 WPA公認第27回日本ID陸上競技選手権大会 T20 女子200m 2位、T20 女子400m優勝
・2022年5月 WPA公認2022ジャパンパラ陸上競技選手権大会 T20 女子200m 2位、T20 女子400m 優勝
・2021年4月 WPA公認2021ジャパンパラ陸上競技選手権大会 T20女子200m 優勝、T20 女子400m 2位
・2021年3月 第32回日本パラ陸上競技選手権大会 T20 女子400m 2位
・2020年10月 第7回木南道孝記念陸上競技大会T20女子400m 2位
・2020年9月 第31回日本パラ陸上競技選手権大会 T20女子400m 優勝
・2019年8月 世界パラ陸上競技ジュニア選手権T20女子400m 優勝
・2018年10月 第18回全国障害者スポーツ大会400m 優勝
■「幸 満つる郷 KDDIエボルバ 野蒜」 について
幸満つる郷は、東日本大震災の大津波被害で埋まった石や瓦礫を手で一つひとつ取り除き、海水が染み込んだ土を入れ替える土壌づくりから始まりました。地元の障がい者とアクティブシニアを社員に迎え、自然再生・生物多様性保護に配慮した無農薬にこだわった農産物栽培を通じて、地域活性化イベントや試食販売会などで多くの方々に「安全な食」をお届けしている他、復興支援につながる植樹活動や農業体験地の提供などにも取り組んでいます。
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●KDDIエボルバは、豊かなコミュニケーション社会の実現を目指すSDGs活動として、働き方改革・ダイバーシティ・健康経営を推進し、イキイキと働くことのできる魅力ある職場環境の実現に取り組んでおります。