株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若槻肇、以下KDDIエボルバ)で働く陸上競技アスリートの菅野新菜選手(所属:幸 満つる郷 KDDIエボルバ 野蒜、仙台市クラブチーム「みやぎTFC」)が、2020年度のスポーツ競技会における優れた成果を評価され、令和2年度宮城県スポーツ賞「功績賞」※1を受賞し、2021年2月6日に表彰されました。なお、菅野選手は、今回で6度目の受賞となります。
<表彰式:菅野新菜選手>
菅野選手は、日本知的障がい者陸上競技連盟の2019年強化指定選手に選出されるなど、国内トップクラスの記録を持つ陸上競技選手(400m)として活躍しています。2020年4月、KDDIエボルバに入社し、障害者雇用と地方創生に取組む農産物栽培拠点「幸 満つる郷 KDDIエボルバ 野蒜(以下 幸満つる郷)」にて、東日本大震災の被災跡地である野蒜の環境保全につながる無農薬にこだわった農産物栽培や、地元に根付くコミュニティ活動に取組んでいます。
菅野新菜選手 受賞コメント
2020年は、社会人1年目を迎えかつ環境が変化した中で大変でしたが、家族やコーチ、会社に支えられ頑張ってこれました。現在もひとつひとつの大会に向けて目標を設定して、トレーニングをしています。このような名誉ある賞を受賞することができ大変嬉しいです。
<主な大会記録>
・2018年 10月 第18回全国障害者スポーツ大会400m 優勝
・2019年 8月 世界パラ陸上競技ジュニア選手権T20女子400m 優勝
・2020年 9月 第31回日本パラ陸上競技選手権大会 T20女子400m 優勝
・2020年 10月 第7回木南道孝記念陸上競技大会T20女子400m 2位
「幸 満つる郷 KDDIエボルバ 野蒜 について
幸満つる郷は、東日本大震災の大津波被害で埋まった石や瓦礫を手で一つひとつ取り除き、海水が染み込んだ土を入れ替える土壌づくりから始まりました。地元の障害者とアクティブシニアを社員に迎え、自然再生・生物多様性保護に配慮した無農薬にこだわった農産物栽培を通じて、地域活性化イベントや試食販売会などで多くの方々に「安全な食」をお届けしている他、復興支援につながる植樹活動や農業体験地の提供などにも取組んでいます。
KDDIエボルバは、今後も、社員の活躍を応援、社内外に情報発信し、パラスポーツへの興味喚起および振興の寄与、ダイバーシティ推進に努めてまいります。また、障害者とアクティブシニアの方々にとって働きやすい職場づくり、復興支援につながる地域活性化や自然再生プロジェクトへの参画等、地域との連携を深めた雇用創出と地方創生活動を通じて、SDGs未来都市である東松島市の持続可能なまちづくりの推進に貢献してまいります。
以 上
- 1.宮城県スポーツ賞は、県民の体育・スポーツの振興を推進し、県内の競技水準の向上と、スポーツに関する県民意識の高揚を図るため、スポーツの分野で顕著な成果を挙げた個人・団体を顕彰するものです。令和2年度は、個人27名、2団体が受賞いたしました。
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/supoken/miyagiken-suports-shou.html
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●KDDIエボルバは、豊かなコミュニケーション社会の実現を目指すSDGs活動として、障害者雇用と地方創生を通じた東松島市の自然再生・まちづくりに取り組んでおります。