アルティウスリンクでは、新卒採用としてキャリアプランに合わせて選べる複数の職種を用意しています。領域を定めず幅広い分野で事業を推進する「総合職」のほか、エンジニアとして専門性を発揮する「ITスペシャリスト職」、働く事業所を限定した転勤のない「事業所限定職」があります。
2024年度は、地域採用の事業所限定社員として64名が入社。本ブログでは、全国7拠点(札幌、仙台、山形、広島、福岡、佐世保、沖縄)と東京本社の講師をオンラインで結び、3日間にわたって行われた事業所限定職の合同研修の模様をお伝えします。
<全国をオンラインで結び、東京から教育戦略部の講師陣が講義を実施 各拠点の会場でも拠点担当者が新入社員をサポートするので安心して研修に臨めます>
■ 社会人としての基礎を学ぶカリキュラム!役員からの講話で意識もアップ!!
4月1日の入社式の翌日から、さっそく事業所限定社員の研修がスタート。「向上心を持って、積極的に行動し、一人ひとりが立派なビジネスパーソンとして、信頼される人物として大きく成長されることを願っています」という入社式での網野社長の言葉に応えるための第一歩として、社会人の基礎をカリキュラムに沿って学んでいきました。
まずは、アルティウスリンクの基本情報や事業内容の説明を受け、会社について理解を深めました。続いて行われた情報セキュリティの研修は、業務を行う上でとても重要な内容です。個人情報を多数取り扱うコンタクトセンターでは、セキュリティ事故のリスクを理解して適切に情報を管理しなくてはなりません。業務で取り扱う機密情報などについては守秘義務があり、情報セキュリティに関する社内規定や注意点を学びました。
< 2024年度 事業所限定職社員研修・カリキュラム概要 >
3日間のカリキュラムには、役員や各拠点の役職者の方々からの講話が設けられており、仕事に対する意識も自ずとアップ。初日は、専務取締役執行役員 CHRO 人事・法務統括本部長の石垣と、執行役員 ⼈事・法務統括本部副統括本部⻑の永島から温かいメッセージが伝えられました。
アルティウスリンクは、2023年9月にKDDIエボルバとりらいあコミュニケーションズが統合した会社です。今年度入社した新入社員は、アルティウスリンクの第1期生!石垣からは、「2社の統合で1+1が2になるのではなく3になるように、統合は変わるチャンスと捉え、新入社員の皆さんと一緒に会社としてもさまざまなことにチャレンジしたい」とその想いを語りました。
そして、これから働いていく上で大事なこととして、「ぜひ、『笑顔』を大切にしてほしい。笑顔が多い人は、寿命も長く、人生の満足度も高いという調査結果があり、笑顔というのは周りにうつるものなのだそうです。」と伝えました。笑いが伝播していく様子を描いた海外のCM動画が流れ、研修初日でまだ緊張した様子だった新入社員もみるみると笑顔に!「あなたの笑顔は周囲にうつり、幸せをもたらします」というメッセージの通り、新入社員の明るい笑顔が職場を明るく盛り上げることを予感させるシーンとなりました。
続いて、執行役員の永島からは、入社を歓迎する「WELCOM ONBOARD!」という言葉と共に、新入社員の皆さんの活躍を期待するメッセージが伝えられました。「統合によりアルティウスリンクの現在の職種はなんと20種にもなります。この職種の多さは、多様な人財が活躍していることを現しています。事業所限定職として地域に根差したコンタクトセンターで、皆さんの持つ強みを活かして活躍することを期待しています」と、温かいエールが贈られました。
< 石垣(左)と永島(右)から新入社員の活躍を期待する講話がありました >
■ 自分なりのキャリアアップを目指して、ワクワクしながら未来を考える!
アルティウスリンクにはさまざまな雇用形態、役職・役割があります。事業所限定職の社員たちが勤務するコンタクトセンターでは、お客様にサービス提供するCSS(カスタマーサービススタッフ)、CSSのサポートやSVの補佐をするLD(リーダー)、チーム内スタッフのマネジメントや育成・指導行うSV(スーパーバイザー)、デスクの採算・運用の責任者であるMGR(マネージャー)といった役職・役割があり、まずはCSSからスタートします。
役職・役割の説明を受け、キャリアアップのイメージを持って3か月後、1年後の自分を想像する「現在から未来を考える」ワークを行いました。講師からは「未来に正解はない!ワクワクしながら未来を考えてほしい」といった声かけがあり、自分なりの未来を考えていきます。「未来を創るのは、今この瞬間を過ごしている自分!」であることを自覚し、未来を見据えて今、何をすべきなのかを考える時間になりました。
< 個人ワークで考えたキャリアイメージをグループワークで共有し、同期とのつながりを深めます >
■ この局面をどう乗り越えるか?NASAゲームでチームビルディングの大切さを学ぶ
2日目の午後は、NASAゲームを通してチームビルディングを学びました。NASAゲームは、月で遭難した設定で、母船に帰還するためにどのようなアイテムを優先して選んでいくかをチームで話し合いながら決めていくコンセンサスゲーム。メンバーとの親睦を深めるだけでなく、合意形成の仕方や、論理的な思考、情報の整理力といった要素も学ぶことができます。チーム対抗で点数を競いますが、良い成果を得るためには、「共通の目的意識を持ち」「自分の意見・理由を適切に伝え」「相手の意見を受け入れ」、多数決ではなくコミュニケーションを通して全員が納得できる結論に至ることが大切です。限られたワークの時間内での話し合いでしたが、どのチームもしっかりと意見を交わし合えた様子。
最後に、NASAゲームでのコミュニケーションのポイントをみんなで振り返り、新入社員からは、
- 一人だけ違う意見の人がいた。でも、説明を聞いて納得した!
- 自分の意見に対して、同意があったり、こう思うと言ってもらえたりしたので話しやすかった。
- 意見が割れたアイテムもあったけど、そのアイテムがいらない理由を聞いてみんなで10位に決めた。
- みんなが自分の意見を聴いてくれたので、安心して話すことができた。
といった感想があがりました。NASAゲームを通してメンバーとの距離もぐっと縮まり、チームビルディングの大切さを感じられたようです。
<月での生き残りをかけてチームのメンバーと真剣に話し合い!>
■ 電話対応を基礎から学び、ロールプレイングでお客様との会話イメージを高める
いよいよ研修も3日目。新入社員は今後配属先で実践的な研修を受け、さっそくオペレーターとして稼働します。電話応対の経験の少ない人も安心して業務に臨めるよう、電話応対の基礎研修を行いました。まずは、電話というお互いが見えない状況でイメージを共有することの大切さを理解。その上で、相手の期待に応えるために電話でどのように応対すれば良いのか、気持ちの伝わる音声表現や言葉遣いなど電話応対の基本を教わりました。
午後は、新入社員同士でペアを組んでロープレを実施。オペレーター役とお客様役に分かれてスクリプトに沿った会話に挑戦しました。ヘッドセットをつけたり、背中を向けてお互い見えないようにしたりと、実際の電話応対に近い状況で練習できるよう工夫するペアもいます。「自分では敬語のつもりが話言葉になっていた。言葉一つひとつに注意しなければ!」「顔の見えない状態で傾聴の姿勢を表すのは難しい…」と、初めての応対に課題を感じる一方で、「抑揚や間の取り方など話し方を工夫していこうと思った」「クッション言葉の後に一呼吸おいてゆっくり話したい」と、自分の課題に前向きに取り組む様子が見られました。
短時間のロープレでもたくさんの気づきがあったようで、より良い応対のための工夫や対策を考えられる新入社員に頼もしさを感じました。実際のお客様に笑顔で対応する姿が見られる日が楽しみです!
<「リンクライス(架空)」のオペレーターとして応対に挑戦!スクリプトのポイントにも注意して真剣に取り組みます>
■ 研修の最後は次のステージに向けて決意をあらたに!
3日間の研修はあっと言う間でしたが、新入社員に社会人としての意識が芽生えた様子。その表情も初日よりもたくましく見えます。研修での発表やグループワークを通して新入社員同士の交流も深まり、楽しそうに顔を見合わせて笑い合う様子に同期としての仲間意識も感じられました。これからコミュニケーションのプロとして新入社員が活躍する姿が目に浮かびます。
先輩からも、研修への労いの言葉と共に、オペレーターとしての第一歩に向けて熱いメッセージが贈られました!
<全国横断応援メッセージ>
- 札幌「アルティウス、一期生!会社と一緒に成長しょう!!」
- 仙台「みんなの成長が楽しみです!これから一緒に頑張ろうー!」
- 山形「出会いに感謝!ずっと隣で見守っています!みんななら大丈夫。共に歩いていこう!!」
- 広島「アルティウスリンクへようこそ!自分の可能性を信じて進め!」
- 福岡「“同期”と支え合い1年目乗り越えてください!みんな頑張れ!」
- 佐世保「笑顔を忘れず、みんなで成長していきましょう!何かあればいつでも頼ってね!」
- 沖縄「まじゅん ちばりよーさい(一緒に 頑張りましょう)」
新入社員の皆さんの、これからの成長と活躍を期待しています!
社員一同、皆さんの成長を全力でサポートします。