サツマイモの収穫体験！2024年度も農産物栽培拠点「幸満つる 野蒜農園」で2つの芋掘りイベントを開催しました

アルティウスリンクの農産物栽培拠点「幸満つる 野蒜農園（さちみつる のびるのうえん／所在地：宮城県東松島市）」では今年も収穫の秋を迎え、毎年恒例のKDDI東北総支社の皆様と近隣幼稚園の園児をお招きし、サツマイモの芋掘りを体験していただくイベントを開催しました。

この活動は、東日本大震災の被災跡地で復興支援に取り組む「幸満つる 野蒜農園」の活動をより多くの方に知っていただくとともに、地域の子どもたちに農作業を身近に感じてもらい、普段口にしている農作物がどのように収穫されているのかを知って欲しいという想いで実施。今年で7回目を迎えます。

青天の日曜日、慣れた様子で野蒜農園にいらしていただいたのはKDDI東北総支社の皆様。「芋ほりボランティア」としてサツマイモの収穫のほか、畑にあるがれきや石の撤去などを行っていただいています。今回初めての方も含め総勢22名にご参加いただきました。ご家族連れの方たちは幼稚園から小学校低学年くらいまでのお子様が多いなか、大学生も参加してくれました！

まずは、作業開始前に全員で準備体操を行い、身体を温めてから畑に移動！
畑ではアルティウスリンク従業員である“芋掘りの達人”が作業手順をお伝えし、作業開始となりました。

午前中は、サツマイモが実っている畝を覆う芋づるを取り除く作業から開始しました。
伸び伸びと生長した芋づるは、ハサミで刈りながら手作業で丁寧に刈っていきます。今年は近隣の施設で分けて欲しいとのご要望が！クリスマスリース制作のワークショップに活用いただきました🎄

芋づるを取り除いた後は畝に被せたビニールのマルチシートを取り外し、芋掘りがしやすいように土を柔らかくしたらようやく子供たちの出番です！

軍手をした小さな手で土をかき分けながらサツマイモを掘り出します。連なっている状態を見る機会はなかなかないため、掘り進めても取り出せません！まさに“芋づる式“にたくさん実ったサツマイモはとても大きく、小さな子には持ち上げるのがやっと😀

掘り出したサツマイモは畝の脇にまとめて、少し乾燥をさせます。乾燥によって土が落ちやすく、保管時の湿気やカビ対策にもなります。午前の作業を終え、お昼休憩を取りながら乾燥を待ちます！

午後の作業は出荷に向けた作業を行いました。乾燥したサツマイモをハサミで弦を切り、一つひとつ分けていきます。その後、収穫コンテナにまとめて、作業場所まで移動させます。掘り出した際に切れてしまったサツマイモなどを確認しながら皆で力を合わせて作業しました。

一日かけて作業いただきましたが皆様のおかげで順調に作業を終えることができました。ありがとうございました！

KDDI東北総支社「芋掘りボランティア」の数日後、野蒜農園近隣の幼稚園から園児たちが芋掘り体験にやってきました！

ヨーイドン！の掛け声で芋掘りスタート。どんどんお芋が土から顔を出していきます。あちこちで歓声があがり、「大きいのとれたよ！！」「見て見て～」と収穫を喜ぶ園児たち。

サツマイモのつるを引っ張って尻もちをついたり、土のなかの虫を見つけて驚いたりと終始にぎやか！
1時間程度の芋掘り体験でしたが、全員で２畝を掘りあげてくれました！みんなで楽しく頑張りました🙌

今回収穫したサツマイモは近隣のスーパーや仙台一番町のブルーリーフカフェで、毎月第３・第４木曜日に行うマルシェなどの店頭に並びました！マルシェではサツマイモの詰め放題イベントも行い、来場いただきましたお客様に喜んでいただけたようです。

今回ご紹介した「幸満つる 野蒜農園」の活動はブログで情報発信を行っています。ぜひ併せてご覧ください👀

今回ご紹介した「幸満つる 野蒜農園」は、東日本大震災で大津波被害を受けた宮城県東松島市にある野蒜（のびる）にあります。『笑顔と、一つひとつの「つながり」を大切に、積極的にチャレンジ』をスローガンに、地元の障がいのある方やアクティブシニアの方を従業員に迎えた雇用創出と、地域活性化、緑化再生などさまざまな取り組みを通じて、復興支援の想いをカタチにする地方創生に貢献しています。

アルティウスリンクは、今後も地域に根差した活動を通じて東松島市の復興を支援してまいります。