アルティウスリンクでは、多様な人財が活躍できるダイバーシティ採用を推進しており、現在600名以上の障がいのある方が、コンタクトセンターを始めとした全国各拠点で活躍しています。2025年度は、山形と東松島にある拠点の障がい者雇用専門部署に計3名の方が入社し、4月2日にオンラインでの合同入社式が執り行われました。
■ DE&I推進部 中村部長から歓迎メッセージ
ご家族や先輩スタッフが列席する拠点もあり、和やかな雰囲気で入社式がスタート。初めに、人事本部 DE&I推進部の中村部長より、新入社員の皆さんに祝辞の言葉が述べられました。
「私たちは、チームでお互いに助け合いながら力を合わせていくことを大切にしています。皆さんが毎日、活き活きと働けるように、先輩からも一生懸命サポートしていただけると思いますので、困ったことや心配なことがあれば、いつでも遠慮なく相談してください。充実した日々を過ごせるよう、皆と一緒にがんばりましょう!」
■ 山形、東松島、札幌の各拠点の魅力やお仕事内容をご紹介!
続いて、新入社員の皆さんがこれから活躍する拠点がどのようなところなのかをご紹介。業務内容や先輩社員の仕事風景など、スライドや動画で楽しくお伝えしました。
- 山形
「やまがたワークプレイス」は、蔵王連峰を望む広大な敷地にあり、バリアフリー設計のおしゃれで快適な空間が自慢です。コンタクトセンター業務を中心に475名が勤務しており、そのうち31名が障がいのある方。障がい者雇用専門部署では、農業、清掃、花壇管理など幅広い業務を行っています。花壇は毎年どのようなデザインにするのかスタッフ自ら考えて植栽管理しており、山形市の花壇コンクールでは7年連続受賞、2024年度は最優秀賞を受賞しました! アビリンピック(障害者技能競技大会)にも参加し、こちらもビルクリーニング部門でも2年連続で受賞! 日頃の業務の成果を発揮する機会もあり、皆さん、やりがいを持ってお仕事に励んでいます。
- 東松島
東日本大震災で被害を受けた宮城県東松島市の地域創生と雇用創出を目的として開設された「幸満つる 野蒜農園(さちみつる のびるのうえん)」。農作物栽培を行う同拠点では、76名の従業員のうち障がいのある方が約7割を占め、地元のアクティブシニアの方たちにもご活躍いただいています。年間50品目以上の野菜を栽培するだけでなく、その野菜を使ったトマトソースなどの加工品を手作りしたり、マルシェで自ら接客して販売したりするなど、活躍の場も年々拡大。パラ陸上で活躍している選手も所属しています。タイ王国の視察や企業の研修受け入れを行うなど、社外交流も積極的に行っており、スタッフの成長にもつながっています。
- 札幌
今年度は新入社員の入社はありませんでしたが、障がい者雇用専門部署の先輩社員が活躍している札幌の拠点では、当社の自社ビル「Polaris_Sapporo(ポラリスサッポロ)」の館内および周辺の清掃・除菌、花壇の手入れなど美化全般に取り組んでいます。広い中庭や300人規模のカフェテリア、多様なリフレッシュエリアなど清掃範囲がとても広い拠点ですが、センターで働く人たちが気持ちよくお仕事できるように丁寧に清掃。昨年からプランターでの野菜栽培にも挑戦しており、イベントのお手伝いや掲示物の貼り替え、事務業務など、他部門とも連携して、業務範囲を少しずつ増やしています。チームワークをモットーに、お互いの得意不得意を理解して助け合い、安心して働ける環境を作っています。
各拠点の手作り動画やスライドからは、新入社員を歓迎する気持ちや拠点の魅力があふれんばかりに伝わって来ました。 楽しそうな笑顔や真剣な表情で仕事をする様子など、これから一緒に働く先輩スタッフの映像に、新入社員の皆さんもワクワクとした様子でした。
■ 新入社員の決意表明
各拠点の雰囲気を感じていただいたところで、新入社員から一人ずつ仕事への抱負を発表していただきました。
「自分に与えられた仕事に責任を持ち、一緒に働いている人たちとたくさんコミュニケーションを取って、一つひとつのことを皆さんと一緒にがんばっていきたいです。」
「仕事を丁寧に行い、失敗しても自分から考えて積極的に仕事に慣れるようにしていきたいです。積極的にコミュニケーションを取るようがんばりたいと思います。」
「自分が誰かの役に立ちたいと思って入社しました。いろいろと覚えることも多くて大変だと思いますが、がんばってすごい大人になりたいと思います。」
と、今後の活躍が楽しみな素晴らしい決意表明がありました。「趣味で小説を書いているので、どちらもがんばっていきたい」と発表してくれた新入社員もおり、「小説を書きあげたらぜひ読ませてほしい」との声もあがるなど、皆さんの趣味の活動も応援している様子がうかがえました。
■ 先輩社員からのメッセージ
新入社員の決意表明を受けて、先輩社員からも温かいメッセージが伝えられました。
「私が入社した時は、うまくできるか不安でしたが、先輩から挨拶の仕方や報連相の大切さなど一つひとつ教えていただきました。慣れるまで大変かと思いますが、何かあればいつでも相談してください。」
「これから初めてのことばかりで知らないこともたくさんあるかと思いますが、そのときは先輩スタッフが教えるので、皆さんもできるようになります。コミュニケーションを取ることで心配していることが解決して、作業に集中できるようになり、毎日楽しくなります。」
「未来は今の積み重ねの上にしかありません。今がんばれば一年後には驚くほど変わっているはずです。僕も負けずにがんばります。皆さんも一緒にがんばりましょう!」
という、先輩社員からの頼もしいメッセージが! 教わる側から教える側になることで、先輩としての責任感が芽生え、モチベーションやスキルアップにもつながっていきます。
最後に、「農業や清掃は、まだまだ人間にしかできない業務。人にしかできない温かさ、消費者への想いなどを大切にして、AIにはできない仕事をがんばってやっていきましょう。」といった激励の言葉が述べられ、拠点ごとに記念撮影が行われました。
入社された3名の皆さんが、先輩社員と共に助け合いながら成長していけるよう、管理者一同も全力でサポートしていきます。一人ひとりが輝ける職場を一緒に作っていきましょう!
入社おめでとうございます!ようこそアルティウスリンクへ!