株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中澤雅己、以下KDDIエボルバ)は、住友林業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:市川晃、以下 住友林業)が開始した、CSR取組みである、宮城県東松島市野蒜(のびる)地区における植樹活動「奥松島自然再生ボランティア」の開始を記念した2019年10月23日の植樹式に参加し、植樹用に組立てた専用の苗木ポットを引渡しいたしました。
<奥松島自然再生ボランティア活動の地/野蒜沿岸沿い「奥松島絆ソーラーパーク」付近(植樹前)>
住友林業「奥松島自然再生ボランティア」とKDDIエボルバの復興支援の取組み
住友林業は、津波被害を受けた野蒜海岸付近において、被災前の自然を取り戻し、観光復興を目指す東松島市の活動に寄与するため、2017年より試験的に植樹活動を開始しました。土壌調査により酸性度が高いことが判明したため、植林に適した樹種の選定や植樹方法との検討を重ね、このたび「奥松島自然再生ボランティア」本格始動に至りました。
KDDIエボルバの農産物栽培拠点「幸 満つる郷 KDDIエボルバ野蒜(以下 幸満つる郷)」は、2017年に被災地復興支援と、地方創生、障害者雇用の拠点として、野蒜地区に開所しました。幸満つる郷には、震災を経験した方々が働いています。観光資源の希望の地である同地区再生と復興を心から願い、農産物栽培からボランティア、コミュニティ活動などに取組み、「奥松島自然再生ボランティア」には、2017年の試験活動より参加しています。
植樹トライアル活動と苗木ポット
植樹トライアル活動では、地域の生物多様性保全を目指して東松島の地域の森林から採取したマルバシャリンバイや、トベラ、ヤマザクラを植樹し、幸満つる郷で組立てた苗木ポット421個を活用いただきました。土の一部として分解される再生紙段ボールの苗木ポットに東松島市で養殖するカキの殻を混ぜた土を入れて植樹することにより、酸性土壌からの影響を最小にし、苗木の生育保護に役立ちます。
住友林業 資源環境事業本部 森林・緑化研究センター 渡辺 晋二氏メッセージ
幸 満つる郷 KDDIエボルバ 野蒜の皆様には、弊社の被災地における芝生産事業「希望の芝」プロジェクト※1を始め、苗木の育苗など日頃から大変お世話になっています。今回、植樹活動へのご参加とともに、苗木ポットの事前組み立てにご協力いただいたことで、当日の現場での植樹がとてもスムーズに進みました。ありがとうございます。今後も東松島市のために、弊社とともにご協力をお願いいたします。
住友林業リリース (2019年10月23日)
植樹活動「奥松島自然再生ボランティア」をスタート!~住友林業支援で地元ボランティアと~
https://sfc.jp/information/news/2019/2019-10-23.html
KDDIエボルバは、今後も、幸満つる郷における農産物栽培や販売、コミュニティ拠点となるイベント開催に加え、住友林業の本活動を通じて、生物多様性保全に貢献する東松島市における地域の樹木の育苗や植樹ボランティアに参加し、東松島市の自然再生と復興支援に取組んでまいります。
- 1.「希望の芝プロジェクト」は、住友林業と関係会社である住友林業緑化株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:神谷豊)が宮城県東松島市等とともに2015年より開始した被災地における芝生産事業です。KDDIエボルバは、同プロジェクトの主旨に賛同し、2017年より幸満つる郷にて芝生産を行っております。
農産物栽培拠点「幸 満つる郷 KDDIエボルバ野蒜」について
https://www.altius-link.com/recruit/challenged/nobiru/
- 本リリース本文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
●KDDIエボルバは、豊かなコミュニケーション社会の実現を目指すSDGs活動として、障害者雇用と地方創生を通じた東松島市の自然再生・まちづくりに取り組んでおります。