配属後、各デスク※1でお客様応対に勤しみ、慣れない環境や新しい業務の中で忙しい日々を過ごしている総合職の新入社員。入社して半年、久しぶりに同期全員が集まり、2日間の「入社半年後研修」を行いました!1日目は、自身の半年間を振り返るプログラム。2日目は、より実践的に自身の成長や課題を感じることができる、マイナビ社が提供している「ビジネスシミュレーション研修ムビケーションスタイル」を実施。
本ブログでは、入社して半年経った、新入社員のリアルな成長をお伝えしていきます。
- 1:全国各地にある、お客様応対や事務手続きを行うセンター。
■半年後研修の目的
今回の半年後研修の目的は、以下の2点です。
CSS※2を経て、これから管理者になっていく新入社員。今回の研修が、「理想の管理者像」への第一歩となります。
①半年間での成⾧実感を持ち、さらなる課題を洗い出すこと
②管理者になるにあたっての心構え、準備をすること
- 2:オペレーターとしてお客様対応に従事する者。
■1日目:半年間の振り返り研修~自身を振り返り、仲間と情報を共有することでさらなる成長につなげる~
各デスクから一度離れ、久々に集まる同期たち。配属から4か月ぶりということもあり、はじめは少しよそよそしい雰囲気でしたが、アイスブレイクを通じ、徐々に場の空気は和やかになっていきました。
まず午前中は、半年間の振り返りワーク。
このワークでは主に、半年間の自身の行動や成長を振り返りました。
まずは、行動面・マインド面における成長、その根拠となるエピソード、反対にうまくいかなかった事象、そこから得た学び。また、新しく学び始めたことなどを個人で整理しました。
日々インプットが多い新入社員にとって、このような機会は貴重な時間となったようでした。
<同期との情報共有は、新たな気づきや成長を認識するいい機会になりました!>
グループでの共有では、「多くの方と積極的にコミュニケーションをとり信頼関係を築きつつある」「分からないことは分からないと伝えることができている」「お客様に寄り添う姿勢を常に意識している」「業務に優先順位をつけることが難しい」など、各々が自身を振り返りつつも同期の状況を知ることで新たな学びがあり、自身の成長に気がつくきっかけとなりました。
午後は、先輩社員との座談会からスタート。
現在、業務支援での立ち上げ経験者や、DX部門やマネージャーを担当している、入社4~5年目の若手社員の方が参加しました。
新入社員からは「CSSからスーパーバイザーになるにあたりどのようなマインドの変化が必要か」「スーパーバイザー、マネージャーの業務をしている中でCSSのときに習得しておけばよかったなと感じる経験やスキル」「タスク管理のコツなど」多くの質問が先輩社員に寄せられました。中でも多かった質問は、「CSSから管理者になるにあたって、これまで一緒に業務を行ってきた、CSSとのコミュニケーション(距離感)はどのようにとっていけばよいのか」というものでした。
CSSから管理者になると、これまで以上にさまざまなバックグランドを持つ方や幅広い年齢層の方とコミュニケーションをとる必要があります。
多くの方が初めにぶつかる壁に対し、先輩社員はどのように解決してきたのでしょうか。
「フィードバック時は少しでもよかった点をほめる。フィードバックの時のみ声をかけるだけでは信頼が築けず思ったことを正確に伝えられないため、必ず普段から声かけを意識している。」
「CSSのときから頻繁に声掛けを行い、信頼を得ていく。管理者になってからも業務で不明点が出れば、恥ずかしがらず業務内容を理解しているCSSに聞く」
など日頃からの細かいコミュニケーションが重要であると新入社員に伝えました。
<同様の悩みを経験している先輩社員からのアドバイスは貴重です。新入社員は真剣にメモを取り、多くの質問をしていました。>
その後は、半年間の振り返りや先輩社員との座談会を踏まえ、「管理者について」考えるワークを実施、1日のまとめを発表しました。
CSSにとってよい管理者、お客様企業にとってよい管理者など、視点を変え、視野を広げることでなりたい管理者像も変化していきます。「正確な指示が出せる管理者」「CSSに寄り添える管理者」「お客様企業のニーズに応えられる管理者」とそれぞれがなりたい管理者像を決意し、初日の研修を終えました。
■2日目:実践的研修~ビジネスシミュレーション研修ムビケーションスタイル~
2日目は、マイナビ社が提供する「ビジネスシミュレーション研修ムビケーションスタイル※3」(以下:ムビケーション)を実施。
これまでの成長を実感、また足りない部分を再認識するために適した研修です。
- 3:ビジネスシミュレーション研修ムビケーションスタイルとは、マイナビが提唱する新しいコンセプトの研修。「 【ムビケーションスタイル】は、『Movie(ムービー)』 『Education(エデュケーション)』 『Simulation(シミュレーション)』の3つの言葉を融合したコンセプト名で、『限りなくリアルに近い職場空間を再現した、究極のビジネスシミュレーション研修』を指します。
研修では、前提条件を把握し、認識の齟齬がないよう進める力・仲間(チーム内)に指示を出し動かす力・実際に業務を実行する力などさまざまな能力が必要になります。
研修ではまず、「今日の自分はどんな自分でありたいか」
研修に対するコミットメントを記入するところから始まりました。
初日の研修を終え、自身の課題や成長が明確になったことで、それぞれがコミットメントする内容もより洗練されたものになっていました。
コミットメントを記入し終えたらムビケーションがスタート!
ムービーが流れ上司(実際にその場にいる講師)から業務が渡されました。新入社員は、渡された資料を読み込み、動画内での重要な部分をチーム内で擦り合わせします。
しかし、なかなか話がかみ合わない新入社員たち。その原因は、言葉に対する認識の違いにありました。上司からの依頼は、「顧客満足度のアンケート結果をまとめてほしい」というものでした。手元にある資料には、日程・講師の名前・研修名・満足度・自由記述欄など多くの要素が記載されています。チーム内でも「講師ごとにアンケートまとめるの?」「どういった形式で報告するの?」などさまざまな疑問が飛び交います。
通常の仕事では、まず言葉のニュアンス、進め方などを確認することが必要になります。
新入社員は少し慌ただしい様子を見せつつも、チーム内で必要な情報を確認し、リーダーが上司へ確認をとりにいきました。
<ミーティング形式で、リーダーが上司へ確認や報告!>
<上司から得た情報をチームに共有しています>
そこで得た情報を正確にチームに共有し、認識の擦り合わせを行います。
業務を進めていく中で、突然の緊急の案件が入ったり、また他部署から依頼を受けたりと、日常の業務でも起こりえるシチュエーションを再現しながら、多くの課題をこなし、業務達成を目指していきます。
<チームで話し合っていると、、、突然の指令が!>
最後のミッションでは、全チーム協力し合う必要があり、全員がそれぞれの役割を持って業務を進め研修は終了しました。
研修を終えた後のチーム内フィードバックでは、「役割分担、スケジュール管理の重要性が身に染みた」「時間がなく、業務が多い中で何を優先すべきかのタスク管理の難しさを知った」「同じ言葉を使っているが、認識が違っていた為、業務に遅れが出てしまった」といった実業務で起こり得る反省点があげられ、今後、成長するために必要なスキルを学べる研修になりました。
<実業務に近い研修を通じ、これまでの成長の実感や今後の課題を再認識する1日となりました。>
最後に講師から、「どんな状況であっても学ぶことができる人は強くなる。反省ではなく、なぜそうなってしまったのかを分析する人を目指してください。もしかしたら、自分だけだったらもっと早いのに、と思った人もいるかもしれません。しかし組織というものは、人数が増える分だけ巻き込む力を最大化する必要があります。しんどくなるじゃなくて、どんなときも新しい知らないチカラを身につける自分がいる!と前を向いてほしい。」と熱いメッセージを新入社員に伝え、研修は終了しました。
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