山形花笠まつりは、東北四大祭りの一つに数えられる山形を代表する夏祭りで、毎年8月5日・6日・7日の3日間に開催されます。見どころであるパレードは、祭神 蔵王大権現の山車を先頭に約1万人の踊り手が山形の花・紅花をあしらった花笠を手に「ヤッショ、マカショ」と声をかけ、花笠太鼓にあわせて山形市の中心市街地を踊ります。
山形市にあるアルティウスリンクの事業所「やまがたワークプレイス」は、2016年から団体参加をしていますが、今年はアルティウスリンクとして初の参加となりました。
<この日のために集った72名が花笠まつりのパレードコースを彩りました>
■ポスターやうちわなどデザインでも祭りに参加できる工夫を
花笠まつりの参加が決定した6月から着々と準備を開始。まずは、団体登録に向けた参加者募集のポスターと祭り当日に配布する2,500枚のうちわのデザインを募集しました。ポスターやうちわのデザインを社内で募集することで、花笠まつりの参加方法に幅が広がり、多くのスタッフが関われるイベントになります。デザインのほかに、パレードのサポーターも募集、各々が参加したい方法で花笠まつりを盛り立てます!
<左:参加者募集のポスター2種/右:裏面がお仕事情報サイト「ジョブミーツ」のロゴ入りのうちわ5種>
並行して、当日の参加者が着用する法被と手ぬぐいのデザインも実施。「やまがたワークプレイス」のイメージカラーであるピンクとグレー、そしてアルティウスリンクをイメージしたグリーンを使用し、これまでのデザインモチーフである水玉模様と蔵王連峰をモチーフにした三角形を組み合わせたデザインにしました。
■先輩がリードしつつ未経験者も含めて1か月前から練習スタート
やまがたワークプレイスが踊るのは、花笠踊りの伝統的な五流派から「上町(かんまち)流」「寺内(てらうち)流」「飛び波(とびなみ)」の3つとそれぞれの踊りをつなぐ「四つ打ち」で構成する踊りです。この3つの踊りは、笠を回転させる振りが多いのが特徴で、笠をくるっと回す基礎の習得が必要です。
未経験の参加者もいるため、参加経験のある先輩が講師になって笠の持ち方や回し方から練習を開始しました。
<笠回しは笠を落とす人や手指にマメができてしまう人もいるくらい難しい>
屋内の練習で一通りの踊りを習得したあとは、屋外で実践的な練習に移ります。花笠まつりのパレードは、山形市の十日町から山形県郷土館「文翔館」までの道のり800mを踊りながら練り歩くため、立ち止まって振りを覚える屋内の練習だけでは足りません。そこで、ワークプレイスの駐車場に集まり、実際の列に見立てた練習を実施。隣や前後の間隔をキープしつつ踊りながら練り歩く感覚をつかみます。
<踊りのなかには前後が入れ替わる振りもあるため、お互いの距離感が大事です>
本番当日の日中に最終練習を終えた後は、やまがたワークプレイス内のカフェテリアで決起会を行いました!
会には、網野社長や若槻副社長、仙台エリアからの応援団も駆けつけ一致団結。激励の言葉をいただき、パレードの会場へ向かいました!
<網野社長(左)と若槻副社長(右)も法被を着てパレードに挑みます!>
◆山形県郷土館「文翔館」を目指して踊り進むパレード
移動中はあいにくの雨模様でしたがパレードの開始時には雨が止み、アルティウスリンクの大きなロゴが入った横断幕を先頭にパレートがはじまります!
<横断幕には「やまがたワークプレイスは『すべての社員がジブンらしく働ける環境づくり』を推進しています」の文字>
<社名や6月にオープンしたお仕事情報サイト「ジョブミーツ」のロゴが入ったプラカードで沿道の方にお知らせ>
<お揃いの法被と花笠で練習の成果を踊りで魅せます!>
<花笠まつりのアーチを抜ければ、ゴールの文翔館は目の前です!>
<パレードが無事に終了、参加者全員で記念撮影しました>
最後に、花笠まつりに参加した皆さんに感想を聞いてみました!
- アルティウスリンクとして初参加となりましたが、うちわ、プラカード、横断幕などでしっかり会社をアピールできた!
- みんなが笑顔で踊っていたので沿道の方から「コミュニケーションが取れている会社だね」と言われて嬉しかった
- 練習から本番までとても楽しく、デスク内外の仲を深めることができました。また来年も参加したい!
- 参加できなかった方など、みんなのサポートがあったからこそ、踊り手やサポートメンバーとして当日を迎えられたと思う。「やまがたワークプレイス」全員で成功させた花笠まつり。全員に感謝です!
年に一度の大きなイベント参加でやまがたワークプレイスだけでなく、アルティウスリンクの東北エリアを盛り上げられたことでしょう!
来年はぜひ、あなたもやまがたワークプレイスの一員として花笠まつりに参加しませんか?