アルティウスリンクでは、全国57,000人の従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、活力ある企業であり続けるためには、「従業員の健康」が重要な経営課題だと捉え、健康経営に取り組んでいます。今回は、取り組みの一つである健康増進に関するセミナーの開催レポートをお伝えします。
今年度のセミナーでは、従業員の睡眠に着目。十分な睡眠が免疫力向上やメンタル安定などの好影響をもたらすと言われることを踏まえ、定期健康診断の際に「睡眠で休養が十分得られているか」というアンケートを約26,000人の従業員に対し実施。
従業員の約43%がNOと回答したため、睡眠改善に向けた取り組みを行うべく、西川株式会社様より眠りのプロである“スリープマスター”を講師にお招きした「快眠セミナー」をリアル・オンラインのハイブリッド形式で開催しました。
■講師プロフィール:乾 桃子さん
西川株式会社 日本睡眠科学研究所認定「スリープマスター」。
社内の販売員教育を担当するほか、全国で眠りに関するセミナーや寝具選びのコンサルティング、快適な睡眠環境づくりのアドバイスなど幅広くご活躍されています。
■快適な睡眠を得るためのメカニズムを学ぶ
人生の1/3を占めると言われる睡眠。セミナーの前半では、身体と心の健康のために重要な “満足できる睡眠”をとれるように、どう改善していくのかについて、日本睡眠科学研究所の知見を基に睡眠のメカニズムなど睡眠科学やライフサイエンスの視点からお話ししてくださいました。
<「昨晩の眠りが満足いただけた方はどのくらいいらっしゃいますか?」との問いからセミナーがスタート!>
<セミナーには役員も参加して日常でも取り入れやすい呼吸法のレッスンをしました>
快適な睡眠に対するアプローチはさまざま。アロマオイルやハーブティーを用いた五感を刺激するリラックス方法や部屋の明かりを調整する就寝環境の整え方などが紹介され、参加者それぞれが自身の眠りを振り返ります。普段の生活では見過ごしがちな眠りについて深く考えるきっかけをいただきました。
■リアル会場ではマットレスやまくらの体験
後半では、実際にマットレスやまくらを使い、より実践的な内容となりました。講師陣が計測器を活用し、参加者一人ひとりの姿勢や頭の位置にあわせて寝姿勢の確認など寄り添ったアドバイスをしていただきました。
<まくらの素材やマットレスの硬さを体験するコーナーをご用意いただきました>
<頭部や首の形状を計測し、適切なまくらやマットレスを体感いただきます>
<さまざまな形の昼寝用のまくらの体験コーナー。勤務中の休憩では机に伏せた姿勢の昼寝が良いそう>
現状の寝姿に近い状況から数センチ単位での調整が行われ、参加者から「どこを改善するのが良いか分かりやすく教えてくれた」「日頃感じている悩みが解決できた」など大好評なうちにセミナーが終了しました。
■快適な睡眠を習慣化して身体も心も健康的に働きましょう!
最後に、セミナーを主催したウェルネス推進ユニットを代表して、人事本部人事管理部の磯井部長から参加者に挨拶がありました。
「本日教えていただいた一つひとつは、どれも簡単で普段の生活に取り入れやすい内容だと思います。ぜひ、一つでも多く反映し、習慣化することで睡眠の改善に役立てて欲しいです。私自身も行動を見直し、改善できるところから始めていきたいと思います」
今後も、アルティウスリンクでは従業員一人ひとりの健康を組織で支える健康経営を推進し、「健康」を実感できる活力のある企業風土づくりを実践してまいります。