2023年9月にアルティウスリンク株式会社が開催した「KDDIグループ災害対策フェスタ」をレポート!来場者からは 「親子で楽しく防災を学べた」「すぐに使える情報がたくさんあった」などの声をいただき、満足度96%※1となったイベントの様子をご紹介します。防災や、災害発生時の「誰かを助ける共助のための自分を守る自助」を考える機会の一助にお役立てください。(イベント概要はこちらから、ニュースはこちらから)
<動画でみる「災害対策フェスタ」 >
会場となったのは、当社が運営する札幌エリアのBPO・コンタクトセンター「Polaris_Sapporo®(ポラリスサッポロ、北海道札幌市 MAP)」。自家発電機や2系統受電の設備を備えており、自然災害に伴う大規模停電の際には「スマホ充電ブース」を設置するなど、災害発生時に防災拠点として使っていただけます。近隣にお住まいの方はご利用ください。
気分はすっかり消防士♪ 防火服を着て消火体験!
白石消防署、札幌市防災協会の協力のもと、お子様向けに防火服の試着体験と水消火器体験を行いました。勢い良く出る水に驚きながらも火に見立てた的をめがけて、一生懸命に消火活動!「消防士さんはもっと重い服を着て消火するなんて大変そう」と、実際に体験することで、消防士さんの気持ちを想像する子ども達の楽しそうな姿が印象に残りました。
「たんぱく質」で災害時の栄養不足を解消! 防災食の試食体験
日本ハム株式会社からは、災害時の食料備蓄の大切さについて実際に被災した方の声を交えながら紹介されました。災害によってガスや電気が使用できなくなることで普段の食生活ができず、栄養不足になる恐れがあるそうです。
特に、災害時に不足しがちな「たんぱく質」は、身体の約20%を占め、血液や筋肉をつくるエネルギー源となります。実際に「たんぱく質」を含む日本ハムの陸上自衛隊戦闘糧食モデル防災食の中から、「やきとり」と「鶏と根菜のうま煮」を参加者の皆様に試食していただきました。「味がしっかりしていておいしい!」「防災食のイメージが変わった」といった声があがっていました。
参加いただいた方にお話を伺うと、「なんとなく大丈夫だろうと思ってこれまで備蓄していなかったが、せめて防災食と水だけでも備えようと思った」「北海道胆振東部地震を経験しているが、時間とともに防災意識が薄れていたので、このタイミングで聞けて良かった」と、改めて食料備蓄の重要性を感じていただけたようです。
森を守ることが防災に―。「災害対応自販機」の使い方もバッチリ!
サントリービバレッジソリューション株式会社からは、災害時に水が使用できない場合の対応や、人が一日に必要な水分量など、「水」を中心とした防災について紹介いただきました。蒸発した海の水が雨となり、地中で濾過されて天然水として飲めるようになるまでには、なんと約20年!ここで重要なのは雨水をきれいにしてくれる森林の土。土の違いによる水の濾過実験では「フカフカの土は濾過のスピードが早い!」と、大人から子どもまで興味津々でした。
また、災害や緊急事態などの停電になった場合でも、自動販売機内の商品を緊急用の飲料として無償で取り出せる「災害ベンダー機(災害対応自販機)」のデモンストレーションも行いました。参加者一人ひとりに飲料を取り出してもらいましたが、「魔法みたい!」「こんな自販機があるなんて知らなかった」と感嘆の声があがっていました。
最後に講師の方より「何十年、何百年先もおいしい水が守られるように、きれいな森を守っていきましょう」という言葉があり、防災に必要な水の大切さを考えていただく時間になりました。
ハザードマップで自宅の災害リスクをチェック!
親子に大人気だったのが、防災したっけ(防災に取り組む人を支援する北海道の市民団体)による「防災クエスト」。豪雨災害時の避難方法や災害時のトイレ対応をゲーム形式で学べるプログラムです。
まずはハザードマップで自分の家を探し、大雨災害があった場合に家にいた方が良いのか、避難した方が良いのかをチェック。次は防災用の「携帯トイレの使い方」のレクチャーを受けながら実践です。便器にビニール袋をかけて凝固剤をふりかけ、袋の口を結ぶだけなのでとっても簡単!「ハザードマップを確認したことがなかったので、子どもと楽しみながら学ぶきっかけになった」という保護者の声が多く聞かれました。ハザードマップを見たことがないという方は、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」 で、身の回りの災害リスクをぜひ確認してみてください。
クイズやVRで楽しく防災を学ぶ♪ 「災害用ドローン」「車載型基地局」等の展示も
KDDIが行う、インフラ環境支援のために使用する「災害用ドローン」「車載型基地局」の展示も行いました。「災害用ドローン」は、災害時に陸上や海上からの携帯電話サービスの提供が困難な状況下でも、上空からの一時的なサービス提供をしたり、被災地の様子を撮影・映像情報配信をしたり、実用化に向けて検証を続けています。
「車載型基地局」は衛星回線システムを搭載しており、携帯電話サービスが提供できなくなった際に出動する復旧機材です。KDDIグループは、24時間365日監視する携帯電話サービスの稼働状況において緊急性が確認できた場合に出動、その機動力を活かして早期復旧に尽力しています。
そのほかにも、地震が起きたときのスマホの使い方を学ぶ「防災訓練クイズ」、VRゴーグルで浸水被害を疑似体験する「VR災害体験」など、子どもも大人も楽しく防災知識を深められるプログラムをご用意♪ 白石区公式キャラクター『しろっぴー』、札幌市防災協会マスコットキャラクター『ボーサちゃん』、 J:COMキャラクター『ざっくぅ』も登場し、会場は大盛り上がりでした!
ご来場いただいた皆様、本レポートを最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。ご家族やご友人と防災を考える一助になれば幸いです。これからも地域密着型の企業として皆様に役立つ、楽しんでいただける活動に取り組んでまいります!
- 1.アンケートは、成人以上の来場者に回答いただいております(アンケート記入式/2023年9月23日 アルティウスリンク調べ)。
ニュース「約200名来場、満足度96%! 地域防災に貢献できるイベントに」
今回、『災害対策フェスタ』を開催した札幌センター「Polaris_SapporoⓇ(ポラリスサッポロ)」は、社員がイキイキと笑顔で働き、企業様への想い、社員と社員、地域を『つなぐ』拠点を目指して運営しています。会社補助を利用できる保育園だけではなく、「出産・育児休暇、子の看護休暇、結婚休暇、有給休暇などの制度を気兼ねなく使える風土」があり、カスタマーサポート業務や、お客様企業のコールセンター業務、チャットサポート業務、事務代行業務など、さまざまなお仕事をしています。ともに働いていただける皆様のご応募をお待ちしております。
- アルティウスリンク コンタクトセンター求人サイト
「エボジョブ」:https://www.evojob.com
「ジョブポケット」:https://jobpocket.jp/
- アルティウスリンクは、KDDI エボルバとりらいあコミュニケーションズの統合会社(2023年9月1日発表)です。